ネイリストは体力勝負

ネイリストは体力勝負
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皆さんのネイリストのイメージはどういったものでしょうか?

私が思っていたネイリストのイメージは、お客様と向き合い、時に話をしながら楽しくネイルをしていく姿でした。

でも、実際の現場は理想通りにはいかないものでした。その辺りの詳細を紹介したいと思います。

 
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1対1?いえいえ1対3なんてことも

ネイリストは体力勝負まず、前提として働いていたネイルサロンが超人気店でだったので、お客様がとても多かったです。そのため、「1対1」でネイルをするということはほとんどありませんでした。常に「ネイリストとお客様2人」や時には、「ネイリストとお客様3人」ということもありました。

その当時は乾きやすいジェルネイルが主流ではなかったので、乾くのに時間がかかっていたため、そういったことが出来たのかもしれません。

なので、とにかく動き回っていたという印象があります。

休憩は取りづらい

ネイリストは忙しいこれは予約の入れ方や、施術のスピードにもよりますが、普通お客様がいるときには休憩することは出来ません。

基本的にネイルサロンは予約制のため、上手く予約を組み、その時間内に施術を完成させれば、次の予約までの間に休憩を取ることはできます。

ただし、1度お客様と接すると施術の内容によっては、終わるのに1時間~3時間はかかるので、休憩は上手くとらないといけません。

 
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歩合制の職場は休めない

歩合制の場合は休めないネイルサロンによっては「歩合制」を導入している場合があります。歩合制とは仕事をやったらやった分、利益を上げたら挙げた分収入が増えていくといったシステムです。

完全歩合の場合や、最低限の基本給があり、それに歩合分を足していくといった感じです。なのでやる気のある方や、お客様が多く来店するサロンで働いている場合には、お給料を伸ばすチャンスだと思います。

しかし、歩合制の場合、仕事を休むことができません。仕事を休むことはお給料の減少に直結しているためです。なので風邪をひくことができません。「風邪をひいても休まなければいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、ネイリストは対面式の接客業です。お客様が目の前にいます。

いくらマスクをしていたとしても、咳をゴホゴホしているネイリストに施術されるのは嫌がります。また、そんなネイリストに接客されてしまっては、リピーターになってくれないことでしょう。

なので、体力に自信のある方以外は、歩合制のお店は避けたほうがよいと思います。

体のあらゆるところが凝る

色々な所が凝るのは職業病「ネイリストの職業病」でも書いてありますが、ネイリストが陥りやすい病気?があります。それは「肩こり・首こり」「腰痛」「眼精疲労」「アレルギー」です。

まず「肩こり・首こり」ですが、ネイルをしているときは常に前傾姿勢になっています。重たい頭を支えているわけですから、どうしても首がこってきてしまいます。そして、手元で作業を長い時間行うため、肩もこってきます。

次に「腰痛」。同じ姿勢で長い時間座っているため、腰に負担がかかります。

そして「眼精疲労」。1回の施術時間が1時間~2時間と言うのは珍しくありません。そのため、ずっと目を酷使している状態です。人によってはドライアイになってしまう方もいます。また、目を酷使しているため、それが肩こりの原因になることがあります。

最後に「アレルギー」。私はアレルギーはないので聞いた話なのですが、アクリルに反応してアレルギーを引き起こす方がいるようです。そういった場合使う素材に気を使ったり、手袋を使用した方がよいでしょう。

 
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生涯の仕事には出来そうもない!?そんなことはありません

ここまで「ネイリストは大変な仕事」と言った内容のお話をしてきました。確かに楽な仕事ではありません。だからと言って、仕事を辞めてしまっては収入の道が断たれてしまいます。

だからこそ、多くのネイリストは「独立したり、ネイルサロンやネイルスクールの講師、オーナーになるのです」

独立する

独立することで、仕事の配分を自分で管理することができます。1日のお客様の数を制限することで、体への負担を軽くすることができます。

また、休みも自由に取ることができるので、精神的にもリラックスをすることができるでしょう。

もちろん、お客様を集めると言った努力をしなければなりませんが、そこさえクリアし、経営が安定すれば、自分の好きな様なワークスタイルを手に入れることができます。

ネイルサロンのオーナーになる

「独立する」と似たような感じですが、ネイリストを雇う側に回るということです。

つまり自分がネイルをしなくても、社員に働いてもらうのです。

自分が好きな時にネイルをすることができるので、体力的にきつくなると言ったことはありませんが、始めのうちは経営面で苦労はすることになると思います。

雇っているネイリストの指導もしっかりとしなければ、お店の評判にも影響するため、それなりの苦労もありますが、夢のある仕事だと思います。

ネイルスクールの講師、オーナーになる

ネイルスクールの講師やオーナーを目指すネイリストは非常に多いです。教える側になるため、それはそれで違った悩みが出てくるかもしれませんが、自分がネイルをするわけではないため、体への負担は軽減されます。また、雇われ講師であれば、スクールの経営がしっかりしていれば給与はずっともらえ安定した生活を送れます。

ネイルスクールのオーナーになると、スクールの経営が安定さえしてくれれば、大きな収入を得ることができますし、好きな時にネイルをする生活を手に入れることも可能です。経営次第では、複数店舗展開をすることも可能です。


このように、若いうちにどんどん技術を磨き、年齢を重ねてくる頃には、ネイリストとして違った道へ進む人も少なくはありません。違った道があるのもネイリストと言う仕事の魅力でもあります。