ネイルサロンに就職するために

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ネイルサロンに就職することは難しいことではありません。なぜなら、最近ではネイル人気が高く、需要が伸びているため、数多くのネイルサロンが店舗展開しているためです。

ただし、「自分に合ったネイルサロンを見つけるのは難しい」かもしれません。

 
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ネイル人気が高まり需要が多い

冒頭でもお話した通り、ネイル人気はどんどん高まる一方です。そのため、今まではネイルと言えばネイルサロンで行っていたものが、美容室でも扱う所も多くなってきました。また、結婚式などのイベントにネイリストが招かれることも少なくありません。

「イベントがあると言えばヘアー」だったのが「イベントがあると言えばヘアーとネイル」といった構図が出来上がって来たのではないでしょうか。

ネイルはいつの間にか私たちの生活の中に浸透してきていて、必然的に需要が高まってきているのです。そのため、多くのネイルサロンが設立されています。至る所に規模は違えど、ネイルサロンを見ることができるようになってきました。それでも、需要の方が上回る勢いなのです。そのようなこともあり、ネイルスクールを卒業し、ネイリスト技能検定2級、もしくはジェルネイル技能検定程度2級程度を持っていれば、就職先を見つけるのはそこまで難しくはありません。

勿論、地域性の問題もあるので、絶対就職できるのか?と言うと何とも言えませんが、職業の中でも就職しやすいと言ってよいでしょう。

ネイルの仕事のよい所は何と言っても「利益率の高さ」です。材料費はそれほどかからず、料金のほとんどは「技術料」と言ってよいでしょう。なので利益率は8割とも9割との言われています。こんなに利益率の高い仕事はなかなかありません。なので利益率の高さに目を付けて、ネイリストではないけれどもネイルサロンを経営し始める人も中にはいます。

ちょっと待って!そのサロンはしっかりと経営している?

需要の高さからネイルサロンが乱立してきているわけですが、その中にはしっかりと経営しているサロンから、そうではないサロンまで様々なのが現状です。

就職するときには「しっかりと経営している」サロンに就職した方がよいのですが、そうではないサロンに就職してしまうと、痛い目を見ることがありますので、その辺りのお話をしたいと思います。

どういったネイルサロンに就職すればよいですか?」の「どういったネイルサロンがよい就職先なのか?」に掲載されている内容を参照してくれるとよいと思います。簡単に言えば「福利厚生と就業規則がしっかりしているサロンを選ぶ」と言うことです。これはどんな会社でも言えることですよね。この辺りがしっかりしていないと、安心して長く勤めることができません。

「どのサロンも福利厚生と就業規則はしっかりしているでしょ?」

と思われるかもしれませんが、実際にはそんなことはありません。お給料が初めの話と違い安かったり、残業代が出なかったり、休憩時間がなかったりと言ったことは普通にあります。短い期間であれば勤められるかもしれませんが、勤める期間が長くなればなるほど、そして、しっかりしたサロンに勤めている人の情報を聞けば聞くほど嫌になってくると思います。

同じ仕事なら「なるべく条件のよい職場を選ぶのは当たり前」のことです。

なので、就職する際にはもしかしたら気づかないかもしれませんが、就職後、お給料が聞いていた金額と違ったり、残業代が少なかったり、もしくは出なかったり、その他、ちょっと常識では考えられないことが行われているようなサロンであれば、他の店舗に転職を考えてもよいと思います。

 
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ネイルスクールの就職サポートはフル活用

大抵ネイルスクールには「就職サポート」があります。就職率が高ければよい宣伝になるので一生懸命なサロンも多いのです。知り合いのサロンに声を掛けてくれたり、併設されているサロンへの就職を検討してくれることがあります。

ただし、就職サポートが一生懸命でない場合と、一切ない場合があるので注意してください。専門のスタッフが親身にサポートしてくれる所もある一方、サポートが付いていると謳いながら、「スクールの掲示板に就職情報が掲載されているだけ」といった場合もあります。

どの程度の就職サポートが付いているのかは、スクールに入学する前にしっかりと事前確認を取った方がよいと思います。ちなみに、私の場合は「就職サポートあり」と謳っているスクールでした。実際には掲示板に情報が掲載されているだけだったので、自分で就職先を探しました。

併設されているサロンへの就職は、高いハードルだと考えてよいと思います。まず空きがなければ就職できません。また、スクールで高い成績を残していなければいけません。スクールはいわば「来る者拒まず」です。生徒が集まれば集まるほど利益になりますからね。ただ同じグループ内のサロンに就職させるのは、成績のよい限られた一部です。商売ですからね。

人間性は重要視される

就職する際にはあなたの人間性が問われることがあります。ネイルサロンは客商売ですので、お客様対応ができないと就職は難しいでしょう。なので、どんなに技術があったとしても、就職の面接のときに、表情が暗かったり、話ができなかったりでは、採用されないでしょう。

あなたが経営者、つまり雇う側だったとして考えてみてください。面接に来た人が、表情が暗く、話も弾まなかったとしたら雇いたいと思いますか?思いませんよね。

この文章を読んで、

「あ、私表情が暗いって言われる。話も苦手。」

と思った方。そんなに心配しないでください。表情は次第に明るくなりますし、話もそんなに上手くなる必要はありません。受け答えができる程度であれば問題ありません。私も多くの新人を見てきましたが、初めから完璧に表情が明るく、お客様と話で盛り上がるといった人はあまりいません。(稀にいますが)。仕事に慣れればある程度は克服できます。

ですので、就職の面接のときは緊張するかもしれませんが、できるだけ明るい表情で、しっかり受け答えをするようにすれば、大丈夫です。ただし、2点気を付けてください。

1点目は「聞かれたこと以外をしゃべりすぎない」。もう1点は「身だしなみをしっかりしていく」と言うことです。面接において聞かれたことを答えるのは基本ですが、聞かれたこと以外を良かれと思って話し続ける人がいます。それは正直マイナスだと思います。「我が強い」と思われてしまうことがあります。また、身だしなみには注意しましょう。サロンはイメージが大切です。身だしなみが整っていないようなネイリストがいるサロンにはお客様も行きたくありませんからね。

 
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まとめ

ネイルサロンへの就職は難しいことではありません。ただし、しっかりと経営しているサロンを選ぶようにしましょう。一度、お客として行ってみてもよいでしょう。もし、就職したときに違和感を強く感じるようでしたら、他のサロンへの転職を考えるのは悪くないと思います。ただし、あまりにも転職を繰り返すと、次第に就職がしにくくなるので気を付けてください。

面接の際には、明るい表情で聞かれたことだけに答えましょう。最低限の身だしなみは整えましょうね。

スクールの就職サポートは、スクールによって異なりますので、入学する前にどの程度のサポートをしてくれるのかしっかりと聞いておくことが肝心です。万が一、サポートしてくれなかったとしたら、自分で積極的に動くことが大事です。

もし独立を考えているのであれば、一度は短い期間でもサロンで働いてみるとよいと思います。その間に、どのようにネイルサロンは経営していくのかといったノウハウを学ぶことができるためです。