結論からすると「子育てしながらネイリストをすることはできる」そして「ネイリストを目指すことはできる」と思います。
たとえば独立をしている場合には時間を自由に使うことができます。どの程度お客さんを取るのかにもよりますが、自分で時間調整をすることができるため、特に問題はないことでしょう。
またネイルサロンに勤務する場合には、ネイルサロン側の配慮も必要になってくるかと思います。そのため条件さえそろえば、「子育てしながらネイルサロンで働くことができる」と思います。
同じように、これからネイリストを目指そうと思っている主婦の方もいるかとは思うのですが、ネイルスクールに通っている、または通信講座で勉強している主婦の方は沢山います。
家庭の事情はあるかとは思いますが、ネイリストを目指すことは可能だと思います。
子育てをしながらネイルサロンで働くために
子どもの年齢や結婚をしているかどうかによって異なってくるとは思いますが、子育てをしながらネイルサロンで働くためには、以下の条件が必要となってくるでしょう。
- 勤務時間に融通を効かせられるか
- 子どもを預ける環境があるか
ネイルサロンによっても異なりますが、大抵10時くらいから20時くらいまでが営業時間となっています。その中で子育てをしている主婦が働ける時間とすれば、10時から17時くらいではないでしょうか。
たとえばあるネイルサロンで働く主婦の方の勤務は、月曜・火曜・木曜・金曜の週4日で9時から15時までの勤務でした。勤務時間としては6時間ですが、1時間のお昼休憩を引き、5時間勤務となっていました。扱いも正社員ではなくアルバイトとしてでした。
15時に仕事を終え、保育園に子供を迎えに行くといった毎日を送っていました。この方は旦那さんが仕事をしていて生活は出来るのですが、昼間、家にいるより自分のスキルを活かしたいと考えネイルサロンで働くことにしたそうです。
この方が主婦をしながらでもネイルサロンで働けた理由として、ネイルサロンが勤務時間について柔軟な対応をしたからでしょう。
シングルマザーだと厳しい面もある
ネイリストの中にはシングルマザーとして活躍されている方もいらっしゃいます。その中には正社員として働いている人もいます。
やはり正社員で働いた方が、手当ての面で大きく安定してお給料をもらうことができる魅力があります。ある主婦のネイリストは子どもが小学生だったため学童保育を活用していました。仕事が終わると子どもを迎えに行き、その後、家事を行っていました。
大変そうではありましたが、サロンで経験を積み、数年後には独立をされました。
手に職を付けていれば主婦でも活躍できる
2人の主婦の方のお話をしましたが、ネイリストとして働けているのは手に職を持っていたためです。
ネイリストの需要はまだまだ高いため、資格さえ持っていれば活躍できる場を見つけることはできます。
また、利益率も高い仕事のため、固定のお客様が付いてくれれば独立をすることもできます。独立ができれば時間も自由になるため子育てをしやすくもなるでしょう。
ネイリストの資格も自分に合わせれば取れる
ここまでネイリストになってからの話をしてきましたが、それ以前にネイリストの資格を取る必要があります。
正確にいうとネイリストの資格を取らなくてもネイリストの仕事はできるのですが、サロンで採用されることはかなり難しいと思います。理由は技術を身に付けていないネイリストを採用しても、サロンにとってメリットがないためです。
そこでネイリストとしての資格は持っていたほうがよいと思うのですが、資格を取得するためには以下の方法が考えられます。
- ネイルスクールに通う
- ネイルスクールの通信講座を受ける
- 独学
これらの方法で技術を磨き、ネイリストの民間資格である「ネイリスト技能検定試験」を受験し資格を取得したほうがよいでしょう。ただし「独学」だけは避けたほうがよいと思います。
余程センスがあり自分で努力をし続けられる自信があるのなら独学も1つの方法かもしれません。しかしそうではない限りは、時間を使ったわりにあまり技術が身に付くことがなく後悔してしまうことになるかと思います。
多くのネイリストに話を聞くと分かりますが「独学でネイリストで活躍できるほど甘くはない」と口を揃えて言うことでしょう。
それであればせめて通信講座を利用してみてはいかがでしょうか。しかしやはりおススメしたいのはネイルスクールに通って正しい知識と技術を身に付けることだと思います。
事実、活躍しているネイリストの多くが、ネイルスクールに通った過去を持っているためです。