ネイリストの資格は色々あるのですが、その中でもメジャーな資格として「JNA」と「JNEC」が発行している資格があります。
これらの資格を取得しておけば、どのネイルサロンで働いたとしても技術や知識面では問題なくやっていけると思います。
「JNA」と「JNEC」
「JNA」ではジェルネイル技能検定を受けることができます。一方「JNEC」では、ネイリスト技能検定を受けることができます。
「JNA」
「JNA」は日本ネイリスト協会の事です。設立が1985年とネイル業界の中では古く、とくに知名度の高い団体です。「JNA認定校」や「JNA認定講師」、「認定ネイルサロン」といった言葉をよく聞くと思います。それほど、ネイル業界には強い影響力を持った団体です。
現在では「ジェルネイル技能検定」を開催しています。「ジェルネイル技能検定」は初級・中級・上級と3つのレベルに分かれています。
「JNEC」
「JNEC」はネイル技術に関する資格としては、最も古い資格です。現在では「ネイリスト技能検定試験」を開催しています。レベルとして3級・2級・1級となっています。
JNA認定講師になるためには
ネイル業界の移り変わりは非常に激しいため、ここに掲載している情報が最新のものではない可能性がありますが、「JNA認定講師になる」ためには「ジェルネイル技能検定 上級」と「ネイリスト技能検定試験 1級」を最低でも取得しておかなければいけません。
JNA認定講師になれれば、ネイルスクールで働くといった道も生まれてきますし、どのネイルサロンにも就職がしやすくなるでしょう。
ネイル業界の動きは早い
ネイル業界の動きは非常に早いです。技術も新しいものがどんどん採用されています。私が検定試験を勉強していたころにはあまりメジャーでなかったジェルネイルは、今では一般的なものとなっています。
なので、ネイリストの検定に合格したからと言って、そこで勉強をやめ、新しい技術を取り入れるのをやめてしまうと、世の中の流行に着いていけなくなり、結果としてお客様が減る事態になりかねません。
なので、常にネイル業界にアンテナをはっていたほうが良いと思います。