爪の異常は、体調の異常。
そう言われているほど、爪は体の不調を知らせてくれます。「爪は健康のバロメーター」にもあるように、さまざまな内臓疾患から爪には特有の変化が現れます。問題は、それをどこまで本気にするのかということです。
例えば爪が黒く変色したら
健康な爪は、薄いピンク色をしており表面も滑らかですが、例えば爪の色が黒くなってしまった場合、次のような症状が考えられます。
1.色素を作るホルモンが増加。
2.病気としてはアジソン病や副腎皮質の病気。
3・血液の中の鉄分が多くなる肝性ボルフィリン症。
一言で爪が黒くなったというだけでも、いくつかの種類の病状になってくるのです。問題は、「黒く変色したときに病院へ行くのか行かないのか」です。少し色が変化したぐらいで多くの人は病院へは行かないでしょう。
ランニングをすると、爪に負荷がかかります。その影響で内出血を起こすことがあります。程度にもよりますが、病院にいかなくても、軽い症状であれば自然と治ってきます。
しかし、内臓疾患により黒く変色していた場合はどうでしょう。病院に行かなければ手遅れになってしまう事だってあるのです。
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正常な状態で爪が変色することはない
体が正常であれば、変色したり形が変化するということは、なかなか起こることではありません。そのため、少しでも違和感、異常を感じるようでしたら、何かしらの異常を知らせてくれていると考えても良いでしょう。
しばらく様子を見て、改善しないようでしたら専門医の診断を仰ぐことをオススメします。