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水虫対策 データから見る正しい治し方と予防法

多くのサイトで水虫に関する治し方や予防法が紹介されています。

しかし、具体的なデータが表されていないことが多いです。

そこで当サイトでは、独自に集めたデータと画像を基に、どのような方法が水虫を治すのに効果的か、予防するのに効果的かを紹介したいと思います。

そもそも水虫とはどんな症状?

まず水虫になると、どのような症状が引き起こされるのか画像で紹介したいと思います。

もしこのような症状が現れていたならば、水虫である可能性があります。

ちなみに初めの3枚の画像は、一般的な皮膚の水虫です。次の3枚の画像は爪にできる爪水虫です。

どれも見た目として違った症状のように見えるかもしれませんが、どれも専門医によって水虫と判断されたものです。

水虫の症状としてよく知られているのは「指の間がグジュグジュしてしまう」とか「痒みが出る」といったものだと思います。しかしそれは症状の1つであって、すべての水虫がそういった症状になるかというと、そんなことはありません。

画像を見てもらっても分かる通り、あまりグジュグジュしている水虫は見当たらないと思います。

また、水虫は足の指だけに症状が出るわけではありません。「水虫は足だけではない!」で詳しく紹介していますが、体の至る所で症状が現れる可能性があるのです。

こんな人は水虫に注意!?

では、どのような人が水虫になりやすいのでしょうか?

まず性別で紹介したいと思います。

水虫経験者 性別割合

実は意外と女性が多いということが分かると思います。

次に年代別で紹介したいと思います。

水虫 年代別

意外と思われる方もいるかとは思いますが、実は20代や30代の人が水虫になっていることが分かります。

世の中の固定概念として「水虫は中年のおじさんがなる病気」と思われていることが多いのですが、このデータを見ると全然そんなことはないということが分かると思います。

当サイトが集めたデータでは女性の水虫患者の割合が多く、さらには20代で水虫になってしまった人が約半数を占めました。

なので、まず抑えてもらいたいことは、水虫はだれでも発症する可能性があるということです。

では、実際どのような人が水虫になりやすいのかを紹介したいと思います。

長い時間靴を履き続けている人

長い時間、靴を履き続けることにより、足が蒸れた状態になります。この蒸れた状態を水虫の原因菌は好むため、その状態でいる時間が長ければ長いほど水虫になるリスクが高まります。

とくに営業職の人が水虫を発症しやすいとされています。女性においてもパンプスやストッキングによって蒸れた状態が作り出され、水虫のリスクを高めやすいです。

共有の履物を利用している人

例えば職場の人たちと同じ長靴を利用していて、気付いたら水虫になっていたという話を聞きます。

履物を共有すると、知らないうちに水虫の原因菌をもらうこともありますし、そもそも共有していることは、履物の数自体少なく、ほとんど洗っていない、連続使用し続けている可能性が高く、水虫のリスクは高まります。

家族内に水虫患者がいる人

家族内に水虫患者がいる場合、同じ空間で生活をしているため、どうしても水虫のリスクが高まります。とくに裸足になる風呂場は要注意です。また、スリッパなどを共有している場合にも注意が必要です。

銭湯やジムなどの施設を利用する人

銭湯やジム、さらにはプールなどは、裸足で行動することが多いです。そして、履物やマットなど、同じものを使用する機会が増えるため、必然的に水虫のリスクは高まります。

最近人気のヨガですが、ヨガマットを共有している場合、水虫のリスクが高まります。

冷え性の人

冷え性の人が実は水虫になるリスクが高いようです。

冷え性のため、常に足元を温める人がいます。寝る時も足元を温めながら寝ることもあるでしょう。

しかしそれが、結果的に足を蒸らすことになり、水虫の好む環境を作り上げているのです。

冷え性というと女性が多いとされています。これにより、女性の水虫の割合が増えているのかもしれません。

■冷え性が原因で水虫になった人の体験談


このように、実は至る所に水虫のリスクは潜んでいるのです。

水虫を予防に効果的な3つの方法

至る所にある水虫のリスクですが、そこまで慌てる必要はありません。水虫は予防できるものです。

以下の3つに気を付けてみてください。

  • 清潔にすること
  • 乾燥させること
  • 共有の場所や物には注意

これら3つのことに気を付けられれば、水虫になるリスクを軽減することができます。

ただし3つのことを常に意識し続けるのは難しいかもしれません。なのでもっとも簡単で有力な水虫予防法は「毎日お風呂に入りしっかり足を洗い、お風呂から出たらしっかり拭く」ことなのです。

これだけで十分に水虫の予防になります。

※NHKで2017年6月24日に放送した「水虫徹底対策」では、水虫にとって好条件がそろってしまうと12時間で水虫の原因菌が角質層に入り込むと場合もあるそうです。

その他にも、水虫にならないよう、または水虫の原因菌を他の指に広げないよう「5本指の靴下」も有効な予防策として有名です。ただし寝るときには靴下は脱ぐようにしてください。乾燥させるためです。

さらには同じ靴を毎日履き続けるのではなく、1日おきに違う靴を履いたり、外から帰ったらサッとでも良いので足を洗ったり、蒸れていると感じたら靴下を変えたりするだけでも十分効果はあります。

水虫になってしまったらどうする?

どんなに気を付けていても絶対ということはありません。

疲れていてついついお風呂に入らず寝てしまうかもしれません。うっかりして、複数の人が利用する履物を利用してしまうかもしれません。それらが原因で症状が出てしまったなんてこともあるかもしれません。

万が一、水虫の症状が出てしまった場合、いったいどうすれば良いのでしょうか?

自然に治る?難しいでしょう

もし水虫になってしまった場合、どのような対策を取ったらよいのでしょうか?

まず自然に治るか?という所ですが、専門薬、専門医を利用しよう

水虫になってしまったら放置せず、必ず専門の薬を使用するようにしましょう。ただし、水虫に関する薬にはいくつか種類があり、自分の症状に合ったものを使用することが大事です。

もし症状に合わない薬を使用すると、ただでさえ時間のかかる水虫治療がさらに伸びることになってしまいます。

本来は、病院に行き診察してもらい、処方された薬を使用することが一番手っ取り早いのですが、時間が無かったり恥ずかしかったりといった理由で、病院から足が遠のいてしまう人も正直少なくありません。

もし病院に行くことに抵抗がある人は、せめて市販薬を利用するようにしてください。

水虫で放置は絶対にNG!

次のデータを見てください。

再発放置市販薬民間療法病院自己判断
35%50%48%25%68%55%

水虫になってしまった人の約3割の人は、そのまま放置してしまうようです。理由は、「生活に支障があまりない」「病院に行くのが恥ずかしい」といったものばかりです。

しかし「放置」というのは正直、賢い選択とは言えません。その理由を説明したいと思います。

放置した結果どうなるのか?

結論から言いますと、放置して症状が改善した人は0人でした。

逆に症状がひどくなってしまった人ばかりです。

なので、「生活に支障がない」と思っているのは大きな間違いです。周りにうつしてしまい、迷惑をかけてしまう可能性があります。また、水虫の範囲が広がり、爪が水虫になってしまったり、体の他の部分に転移してしまうこともあります。

さらには、「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」「リンパ管炎」「壊疽(えそ)」といった水虫以外の疾患を引き起こす原因にもなることがあります。

そういったことにならないためにも、ただでさえ時間のかかる水虫治療は早めに開始したほうが良いとされているのです。

また、「恥ずかしくて病院に行けないから放置する」という人も多いのですが、水虫は自然治癒が非常に難しいです。恥ずかしい気持ちは分かりますので、せめて市販薬を利用するようにしてください。その際、くれぐれも自分の症状に適した薬を選ぶようにしてください。

また、自分で治療をされる場合には、「治った」と思っても、その先2ヶ月前後は薬を使用し続けるようにしましょう。見た目が良くなっても水虫の原因菌が存在していることが多々あり、再発する可能性が高いためです。

結局、全体の7割の人が最終的には病院に足を運びました。もしくは市販薬のみで解決した人は全体の約20%ほどでした。また、市販薬では上手く解決できず結局病院に行った人は全体の約28%でした。

民間療法もあるが費用対効果が見込めるかは疑問

病院に行かず、市販薬を使わず、水虫治療を行なう人もいます。それは民間療法を利用する方法です。

水虫に関する民間療法と言えば、お茶っぱや酢あたりが有名です。他にはリステリンが効果があるという噂も広がっています。

当サイトの考えでは、「民間療法を試すなら専門の市販薬を利用したほうが効果が確か」だと考えています。確かに効果はあるかもしれません。

家族内に広めないよう気を付ける

水虫の感染経路で有名なのが「家族内感染」です。同じ屋根の下で生活をしていると、自然と同じものを使用していることがあります。

スリッパ、お風呂マットなどです。そして日本の場合、家の中では靴を履いていないケースがほとんどです。素足で生活をしていると、知らず知らずのうちに水虫の原因菌をもらってしまっていることがあります。

このようなこともあり、水虫になってしまった場合には、なるべく足元に関わるものは共有しないようにした方がリスクを減らすことができます。また、水虫の人もそうでない人も、いつも以上に、足元を清潔に保つよう、意識的に足を洗ったり、いつも以上に床を雑巾がけし綺麗な状態にすることをおススメします。

治療にかかる期間は?

水虫の治療にかかる時間の目安は約1ヶ月~2ヶ月とされています。しかし症状によっては半年、1年かかることも珍しくはありません。

水虫治療にかかる期間は?

まず、一般的な皮膚にできる水虫の場合、治療期間は大抵1ヶ月~2ヶ月程度が目安とされています。ただし症状によってはもっと時間がかかることもあります。

また、使用する薬によっても変わってきます。

爪にできる水虫である「爪水虫」の場合は、皮膚の水虫よりも時間がかかるケースが多いとされています。また、水虫には塗り薬を使用することが多いのですが、爪水虫の場合、内服薬を利用することもあります。

細胞の生まれ変わり「ターンオーバー」

ではなぜこんなにも水虫が治るまでに時間がかかるのでしょうか。

水虫を完治させるためには、患部の細胞が生まれ変わるまで待つ必要があるとされます。つまりターンオーバーです。

人間の細胞は常に生まれ変わっており、個人差はありますが皮膚の場合は2週間~4週間程度、爪の場合は約6ヶ月でターンオーバーされると言われています。

ちょうど、水虫の治療にかかる時間と同じくらいです。

つまり単純な話、ターンオーバーするまで薬で水虫の原因菌の広がりを抑えなければ、水虫の完治は難しいとされているのです。

ターンオーバーは加齢とともに、そのスピードは遅くなります。これにより、年齢を重ねている人の方が、水虫が治りにくいともされています。

症状、生活環境、治療方法の違い

水虫治療に要する時間は、症状や生活環境、または治療方法など、さまざまな要因によって異なってきます。

大抵の治療期間は皮膚で1ヶ月~2ヶ月前後、爪の場合は半年~1年ほどかかるケースがあると説明してきましたが、これはしっかり通院し、専門の薬を使い続けた結果です。病院で処方される薬は市販薬よりも効き目が強いという意見も多く、もし市販薬を利用する場合には、もう少し長い間治療が必要になるかと推測されます。

水虫の治療はとにかく根気勝負です。基本的には毎日薬を塗り続ける必要があります。※治療法によっては毎日薬を使わない場合もあります。

専門医の指示にしっかりと従って治療してこれだけの時間がかかるのです。

なので、例えば症状がひどい場合、水虫になりやすい生活環境に居続けている場合、症状に合っていない治療法を続けている場合には、完治までの期間が延びてしまいます。

また、医師や薬剤師の指示に従わず、薬を使用していれば、やはり期待通りの結果にはなりにくいです。

※治療にかかる期間はあくまでも目安です。ターンオーバーには個人差があり、症状や使用している薬の違いによっても異なってきます。そのため、病院へ行かず自分で市販薬などで治療する場合には、治ったと思ってからさらに2ヶ月は薬を使い続けるようにしましょう。もしそれで再発するようであれば、専門医の受診をおススメします。

本人の意識は大事

水虫治療には本人の強い意志が必要です。すでにお話しした通り、基本的に毎日薬を塗る必要があります。忘れずにです。それを数か月間続けるのです。

また、水虫になったということは何かしらの原因があるわけです。それが自分の生活が原因なのか、どこかからもらってきてしまったのか分かりませんが、水虫が増えないよう常に気を付ける必要があります。

もし靴を履き続け、常に蒸れている環境であればそれを避けるようにしたり、頻繁に足を清潔にしたり、共有の履物を意識的に利用しないようにしたりです。

いずれにせよ、いつも以上に水虫のことを頭の片隅に入れながら生活をすることが大事となってきます。このようなこともあり、本人の水虫に対する意識は大事となってくるのです。

水虫の再発率は約50%と言われているけど

よくインターネットでは、水虫の再発率が約50%とされています。

しかし当サイトで行った独自の調査による水虫の再発率は約35%前後でした。

男性の再発率女性の再発率再発率の平均
36%34%35%

世の中で言われている再発率から比べると低いものの、それでも3人に1人は水虫を再発させてしまうことになります。これは、なかなか高い数字だと思います。

※今回紹介している再発率は、病院に行き完治してから再び症状が出たパターンと、完治と自己判断をし、その後症状が出たパターンを合算しています。

なぜ再発するのか

ではなぜ水虫は再発してしまうのでしょうか?

そもそもの話なのですが、「再発の定義が曖昧」であるということがあります。

再発というのは、一度はおさまっていた病気もう一度起こることとされています。

水虫で言う「症状がおさまる」は主に以下の3つのケースがほとんどです。

  • 専門医に水虫と診断され、専門医に完治と診断された。
  • 専門医に水虫と診断され、自分で治ったと判断した。
  • 自分で水虫と判断し、自分で治ったと判断した。

同じ症状が「おさまる」でも意味が全然違うということが分かると思います。

専門医に完治を宣言され、再び水虫になる場合もありますし、自分で治ったと自己判断し、再び水虫になる場合もあります。また、素人判断で実は治っておらず、再び症状が出てきてしまった場合とあるのです。

どれも再発と言えば再発ですし、捉え方によっては症状が治まっていただけとも取れます。

水虫治療で言われることは、水虫は徹底的に治療をしないとなかなか完治できないとされています。

水虫は完治させることが大事

水虫はとにかく完治させることが大事です。完治させなければ何度でも再発のリスクが高いということです。

とはいえ、完治させたとしても、水虫の好む環境下にいれば、やはり何度でも水虫になってしまいます。

いずれにせよ、今の水虫を治さなければ話は始まりません。ではどのようにして水虫を完治させればよいのでしょうか?以下から水虫を治すためのおススメの方法を紹介します。

水虫を完治させる方法 徹底的に治療をすることが大事

完治させる方法は、専門の薬を患部がターンオーバーするまで使い続けることです。

なので、水虫治療にかかる時間は、多くの場合1ヶ月~2ヶ月。長いと半年~1年となります。

ただ、いつまで薬を使い続ければ良いか見た目では判断できません。

そのため、確実に結果を知りたいというのであれば、やはり専門の病院に行き、顕微鏡検査をしてもらうことが確実でしょう。

ただし、恥ずかしかったり、時間がなく病院に行けないという人は、薬局で薬剤師に相談しながら薬を選びましょう。

それでも抵抗がある人は、インターネットで専門薬を購入するのも良いでしょう。

病院に行かずに水虫を治したいなら

病院に行かずに水虫を治したいと考えているのなら、次の治療法が基本になります。

まず、水虫の症状が完全になくなるまで薬を使い続けましょう。これが第1ステップです。

症状が完全になくなってからさらに、1ヶ月~2ヶ月程度は、薬を使い続けましょう。これが第2ステップです。

何度も繰り返しますが、「症状が完全になくなってからさらに、1ヶ月~2ヶ月程度は、薬を使い続ける」というのが大きなポイントなのです。

市販薬を使うときには薬剤師に相談

市販薬を購入する場合には、薬剤師に相談すると良いでしょう。

なぜなら、水虫の症状によって使用する薬が異なるケースがあるためです。

「水虫の薬を使い続けていたのに症状が改善されない」

というケースが当サイトにも報告されています。

また、

「以前は効き目があったのに、今回は同じ薬なのに以前ほどの効果が得られない」

といったケースも耳にします。

水虫治療には、時間がかかるため、なるべく時間を無駄にしないためにも、薬剤師へ相談することをおススメします。

自己判断は避けるべき

水虫治療において絶対に避けて欲しいことの1つとして自己判断があります。

水虫経験者の約半数が、自己判断を行い、治療に取り掛かるのが遅れ症状を悪化させたり、再発してしまったりしています。

薬を使用し始めると、かなり早い段階で症状が改善されるケースがあります。するとその段階で病院に行くのを止めてしまったり、薬の使用を止めてしまう人がいます。

その結果、しばらく経ってから再発してしまうといった報告が数多くあります。

先ほどもお話ししましたが、水虫の原因菌は目には見えません。専門医でも検査の際には顕微鏡を使用するケースが多いです。

なので、専門の知識がない状態で完治を判断するのは非常に難しいのです。

再発してしまうと、治療のやり直しです。再び時間がかかりますし、薬代もかかります。

周りの人に移してしまうリスクも高まります。

このようなことがあるため、なるべく自己判断せず、専門の薬を使用したり、専門医の受診を受けたりしましょう。

もし市販薬を利用するのであれば、治ったと思ってからしばらくは薬を使い続けるようにしましょう。

専門医の受診を受けるのであれば、完治を宣言されるまで専門医の指示を受け続けましょう。

ただし、市販薬を使用する場合も、専門医の受診を受ける場合も、数ヶ月しても症状が改善されないと思われるようであれば、違った市販薬を利用するなり、他の病院へ行ったりするなりしてみると良いでしょう。

もっと水虫を知る

ここまで一般的な水虫の予防法や治し方についてお話してきました。

ここではもう少し水虫の症状について紹介したいと思います。

足の水虫は3種類+1

まず基本的に水虫には3種類あります。

  • 趾間(しかん)型
    足の指の間にできる水虫であり、恐らく一番有名な水虫でしょう。
  • 小水疱型
    足の裏、土踏まずにできやすい水虫です。
  • 角質増殖型
    足の裏のカカトなど、皮膚が厚くなっているところにできやすい水虫です。

これが足の「皮膚」にできる水虫です。

その他、「足の爪」にできる「爪水虫」があります。爪水虫は皮膚にできる水虫よりも治療が長期化しやすいので注意が必要です。

ここまでが「足」に関係した水虫です。

そして次からが足以外の場所の水虫の紹介です。

水虫は足だけではない!

水虫の原因菌は白癬菌ですが、足だけに症状を引き起こすわけではありません。体の至る所で症状を引き起こす可能性があります。

感染部位 名称
水虫
足の爪 爪水虫
頭部 頭部白癬・シラクモ
顔・首・腕・胸・腹・背中 体部白癬・タムシ・ゼニタムシ
手白癬
陰部 インキンタムシ

また、水虫は「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」「リンパ管炎」「壊疽(えそ)」といった疾患を引き起こす原因にもなります。

これらの疾患を引き起こしてしまうと、患部の腫れ、高熱、場合によっては入院せざるを得ないほど重篤化するケースもあると言います。または患部が壊疽してしまったり、切断を余儀なくされるケースもあるそうです。さらには、最悪、死に至るケースまであるとのことです。

なので、「たかが水虫、されど水虫」ということがよくお分かりになったことでしょう。

まとめ 水虫で良いことは1つもない

ここまでで、「水虫で良いことは1つもなく悪いことしかない」ということがよく分かったと思います。

水虫になってしまうと、治療が長期化します。さらに、症状が広がってしまうこともありますし、痒みが出て、まともに日常生活を送れないという人もいます。

また、周りの人にもうつしてしまう可能性があります。

さらには、重篤化して他の疾患を引き起こす可能性もありますし、最悪の場合も考えられます。

なので、症状が軽いうちに徹底的に治療を行なうようにしましょう。

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