42歳の男性です。40歳の時の秋口に巻き爪になり病院にも行きましたが好転せず、最終的には民間療法に頼りきれいになりました。
※「この方法は当サイトでは全く推奨しません。絶対にマネしないでください。このような症状が現れた場合には、必ず専門医に相談しに行き、その意見に違和感を感じたら、セカンドオピニオンに頼ると良いでしょう。」
突然足に痛みが・・・原因は親指の肉の芽!?
歩いている時に足の裏が痛いのに気づいたのが始まりでした。気のせいだろうと思っていたのが、確信的な痛みに変わった時に最初に確認したのは靴の中敷きでした。何か中敷きの中に小石でも入ったのかなと見ましたが何もありません。その日はそのまま帰宅です。
家に帰って足をしげしげとみると親指の爪の外側に肉の芽が小さくはみ出しています。そこが腫れていました。昔から小さくぷくりと膨れる時はあったので気にもしてなかったのですが、どうやらそこが痛みの原因だったようで大きくなっていて充血しているのです。
原因は分かったのですが、肉の芽自体も非常に小さいですし、私の選んだ選択は放置でした。言い訳でもなんでもないですが普通はそれで病院にいったりはしないですよね?
私もその日は念のためにオキシドールで消毒してバンドエイドを巻いただけでした。
しかし痛みが消えません。
強い痛みならばすぐに病院に行ったのですが、痛みと言ってもしれた痛みでした。そのため2週間ほどは放置しました。
他人から歩き方を指摘され病院に行くことに
その間に痛みは増していき、肉芽は大きくなっていき、歩くたびに足に微妙な痛みが走ります。決定打になったのは同僚に歩き方がおかしいよと指摘された時でした。微妙だけども痛みがある、その痛みから足をかばううちに自然と歩き方がおかしくなっていたのです。
足の痛みの話とか全くしていない同僚でしたが、歩き方だけで分かったのです。さすがにこれは大ごとだと認識しました。
とりあえず病院に行こうと思ったのですが、そもそもどの病院に行けばいいのかがわからない、調べてみると爪は皮膚科らしいので皮膚科の病院に行き診察を受けました。
診断結果は深爪だけど、そうたいしたことがないとの事です。
患部を消毒されてコットンをあてられて、消毒薬と包帯を貰って診察は終わりです。もしひどくなれば手術で爪を半分はがすと聞き、怯える私。医者の指示通りに患部を清潔に保ち、消毒をします。
……が、しかし治りません。というか、どうもひどくなっている気がします。充血した肉芽はうっすらと血を流しているので毎日靴下が汚れます。このままだと手術という医者の言葉が頭をぐるぐると回ります。
手術を避けたい一心で民間療法に頼ってみる
なんとかならないかとネットを頼ると民間療法で治るとの記事を見つけました。普段は民間療法よりも医者のいう事を信じるという良識はあります。ただ調べると妙に説得力のある内容でした。
医者は爪を切りたがるけど切っても治らない、もしくはひどくなる。民間療法で確実ではないが高確率で治る。用意するのはクエン酸と爪楊枝だけ…
当時の私は藁にも縋る思いというよりも、医者の指示通りしても好転する兆しが見えず、民間療法のほうが説得力があるのではないかと考えて決断をしたつもりです。この民間療法を試してみようと。
用意するものは簡単です、クエン酸と爪楊枝代わりの使い捨て歯間ブラシ。ドラッグストアで300円程度で揃いました。まずは風呂場で入浴後に憎い肉の芽にクエン酸をふりかけます。
ふむ、ジュワジュワ~と言っているな、なんか面白いな。ん?んん?んんんん?痛い痛い痛いしみるしみる!!!!
痛みが来るのは知識として知っていましたが、初回は心の準備が不十分でした。傷口を消毒する痛みがまとめてやってきて大変でした。まあ今では笑い話ですが、妻が心配そうに風呂場まで様子を見に来たほどです。
痛みが引いたのを確認した後、清潔なガーゼで患部を覆って、その日はおやすみなさいです。翌朝、患部のガーゼを交換するためにはがしてみると、患部が真っ黒になっています。どす黒くて少し引きましたが、痛みは無いです。念のためガーゼで覆ってその日は出勤です。
帰宅後に再度クエン酸で消毒をしますが、痛みはあまりありませんでした。患部の黒いかさぶたが蓋となっている感じです。そのまま糸ようじを親指の爪の間につっこんで深爪の原因になっている爪のかすを取り除きます。
おそらくこの時に原因の爪のかすが取れたのだと思います。思いますというのは証拠がないのです。非常に小さいものなので、糸ようじで爪の間をはじいている時にどこかに飛んだのだと思います。
その日は再度消毒して就寝、翌朝にガーゼ交換です。この辺の流れは完治までの間ずっとしていました。ガーゼをつけていたので化膿や靴下の汚れは避けれました。
自己治療の途中経過 良くなってきている!?
治療中は痛みはだいぶおさまりましたがゼロにはなりません。足の爪の病気というのは本当に厄介でした。とにかく歩くたびに痛みがやってきます。何もやりたくなくなります。
最初に消毒して3日ぐらいたつと黒くなった患部のかさぶたがはがれてきました。なので無理矢理はがしてみます。黒いかさぶたの分だけ幹部が小さくなっています。そしてまたクエン酸で消毒です。
二回目のクエン酸は覚悟していたので痛みは耐えれましたが、気のせいか少し痛みが大人しくなっています。初回と同じようにガーゼで清潔を保ち就寝して起床後にガーゼ交換です。はい、朝には再度黒いかさぶたができていました。
その次の日ぐらいにかさぶたを少し強引にはがしました。痛みはありましたが耐えれます。患部は…うん、また小さくなっています。そしてクエン酸消毒ですが、うん?いや、気のせいではなくて痛みが小さくなっています、これは良い兆候では?
何度かこのルーチンを繰り返しました、そうですね10日ほどたったころにはすっかりと肉芽がちいさくなりました。最初はクエン酸消毒は痛くて嫌だったのですが、最後の方ではこれは効いてる効いてる、良い方向に向かっているぞと治療で快方に向かっている実感を得れたので好きでしたね。
クエン酸で自己治療を行い20日ほどで日常生活に戻った
クエン酸治療を始めて10日ほどで8割がた治っていたと思います。もうほとんど普通に歩けてました。20日ほどたった頃にクエン酸治療を終了させて、ようやく日常生活に完全復帰できました。
足の爪の病気というのは苦しいです。歩くたびに痛みがきますから。私を苦しめていたのは本当に小さい「何か」なのですが、その小さい「何か」(おそらく爪のカス)にどれだけ気力体力を削がれた事か。
私の職業はタクシードライバーです。職業柄、仕事中はずっと車の中ですから、おそらくまだ助かったんでしょうね。外を歩く仕事だったらちょっと耐えられなかったと思います。
全員におススメはしないがこのような方法もある
もしも私のように深爪や陥入爪で肉芽ができて苦しんだのなら、まずは私のやりかたを試すのをお勧めします。費用はかかりませんし、私は良くなりました。ただ、あくまでも民間療法のそれなので、実行は自己責任になるのはご了承ください。
ポイントは2つあって、歯間ブラシや爪楊枝などで、肉芽の盛り上がっている爪の間につっこみ、痛みの原因になっている爪のカスをはじき出す事。もう一つはクエン酸を用いた消毒で、患部を徐々に徐々に小さくしていく事です。
どちらの工程でも、清潔の維持は大切です。私は歯間ブラシは熱湯消毒して使いましたし、ガーゼは細かく取り替えていました。傷口の化膿とかが怖かったですから。
ネットの情報を見るとこの民間療法はかなり効果的なようです。ただ、どこまでいっても民間療法ですからどこまで信じていいのかがわからないのが怖いです。私の場合は驚くほど良く行きました。
ただ、だからといって万人におススメしようとも思いません。ひどければ早めに医者に行った方が良いとは思います。ただ、手術とかと言われたらその前に試してみる価値はあるかなと思います。
当サイトから一言
「この方法は絶対にマネしないでください」
手術が嫌でインターネットで治療方法を探したということなのですが、インターネットで探した情報がどれだけ正確なのかは分かりかねるところです。
今回、症状が緩和したということですが、その間に、症状がひどくなるようなことを数多くしています。
もし、手術が嫌だということであれば、他の病院に行き、セカンドオピニオンを求めても良いと思います。
また、「インターネットでこのような治療法が掲載されていたのですが、どう考えますか?」と専門医に質問しても良いでしょう。
いずれにせよ、この方法は当サイトでは絶対におススメしたくはありません。
では、なぜおススメしない方法を掲載しているのか?ということですが、当サイトが掲載しなくても、インターネット上のどこかに情報として掲載されていることでしょう。
その情報よりも先に当サイトのこの記事を見つけてくれれば、「あのサイトではこの治療法は絶対に止めた方がいいって書いてあったな」と少し冷静に考えてもらえると思うためです。
いずれにせよ、皮膚科の医者、もしくは薬剤師に相談していない状態で、医療の専門家でもない状態で治療を行うのはあまりにもリスクが高すぎます。
最後にもう一度お伝えします。
「この方法は当サイトでは全く推奨しません。絶対にマネしないでください。このような症状が現れた場合には、必ず専門医に相談しに行き、その意見に違和感を感じたら、セカンドオピニオンに頼ると良いでしょう。」
追記
「肉の芽 クエン酸」というキーワードでインターネット検索してみました。
確かに数多くの情報が出てきます。そしてそのどれもが「クエン酸で治った」と書かれています。
ただし、それらの情報はあくまでも「個人」が書いている記事です。専門家ではありません。
そのため、もしこの方法を試してみようと考えているのであれば、完全に自己責任でお願いします。