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「爪下血腫・爪下出血」爪の下に血腫ができる症状

爪下出血

爪下出血は別名「爪下血腫」(そうかけっしゅ)とも呼ばれ、一般的には足先に物を落としたり、自分の足に合わないきつい靴を履いて運動したりすると、爪の下で内出血を起こしてしまい発症します。

爪そのものは硬いのですが、さらにその下には硬い骨(末節骨)がありますので、内出血した場合に逃げ道がなくなり、爪の下に血が留まった状態になります。その状態のことを、いわゆる「爪下血腫」といいます。

また、日頃からランニングしている人に多くみられ、その場合小さいシューズを履いたり、長距離を走ったりして、足の指先が継続的に圧迫されると、爪の中に血豆が出来て黒く変色したり、押すと痛みがあったりしますがこれも「爪下血腫」と言われる症状です。

爪下血腫の症状

「爪下血腫」の状態になると、血液が溜まることで圧力の逃げ場がなくなり、爪の中の圧力が高くなって眠れないくらいに痛んだりします。

痛いのを我慢して、翌日になってようやく受診するというケースが多いようです。

「爪下血腫」の原因

爪下血腫の原因は爪の上に物を落とすことで発症したり、合わない靴で運動などをして発症するとされています。

そのほかには、何かに足をぶつけたり、足を挟んだりすることで発症してしまうこともあります。

さらに日頃からランニングの習慣がある人の場合、靴ひもの締め方、靴の履き方、サイズの合わない靴、走り方によっても発症することがあるとされています。

対処法

爪下出血

軽度の出血である場合は、爪の生え替わりを待つ方法があります。

爪の生え替わりは場所にもよりますが半年から1年と長い年月がかかります。そのため気長に待つしかありません。

どうしても爪下出血の部分を隠したいと思っている人は、つけ爪をすると隠すことができます。

しかし重度の出血や血がたまってしまった場合は、激しい痛みに襲われる可能性があります。

痛みをなくす、もしくは軽減させるためには溜まってしまっている血を抜くという方法が考えられます。

一番メジャーな方法としては、爪に消毒された針で穴を開け血を抜くことです。爪には神経が通ってないので穴を開けること自体は痛みを伴いません。

しかし爪に穴を開ける際に、どうしても爪とその下の皮膚に圧力がかかってしまいます。とくに血が溜まっていると少し圧力をかけただけでも痛みが伴うことでしょう。

総合的に考えても、専門医の受診をおすすめします。

また、爪下血腫をしたところが巻き爪になってしまうケースもあるようです。

巻き爪になってしまうと爪が皮膚に食い込み、陥入爪の原因ともなってしまいます。痛みが生じることが一般的であり、炎症を起こし膿んでしまうこともあります。

ランニングをしていて爪下血腫に!?

ランニングが爪下出血の原因として考えられる

爪下血腫は、読んで字のごとく爪の下に血腫ができてしまうことです。これは何かしらの圧力を指や爪にかけるとなってしまいます。

車のドアに指を挟んだ経験を持つ人ならわかると思いますが、大抵の場合爪の下に血液が溜まりしばらくすると爪が死んでしまい剥がれ落ちます。数ヶ月すると爪は徐々に生え、元の状態に戻ります。

ランニングをしていると爪の間に血液が溜まってしまうことがあります。

ランニングをしていると一歩走るたびに足に圧力をかけているのと同じことになります。車のドアに指を挟むほどの圧力でないにせよ、継続的に圧力を加えていると出血をすることがあるのです。

対応策の1つとして考えられるのは、軽度で痛みがない場合は放置しておき、爪が生え替わるのを待つことです。

しかし痛みがある場合は、上記したような爪の下に溜まった血を抜くことです。ただし素人の施術ほど怖いものはないため、念のためにでも専門医に相談したほうがよいと思います。

予防法

たとえばランニングが原因で引き起こされる爪下血腫です。

方法としては指先に圧力がかからないシューズを選ぶことです。

長い距離を走るためには自分の足に合った靴を選ぶのが基本です。またテーピングを巻くこともオススメです。中にはワセリンを塗ることも効果があるともされています。

体験談

私自身の経験です。

ソファーに足の小指をぶつけ、爪の中で出血を起こしてしまったことがあります。

しばらくはものすごい痛みでしたが、しばらくすると痛み自体は軽減されました。

爪の間からは軽く出血をしている状態です。

数日経つと触ると痛みはありますが、そうでもしない限りは痛みはほどんどなくなりました。

結果としてそのまま放置し続け、爪の成長とともにいつの間にか固まった血液もなくなってしまいました。ただし約半年ほどかかりました。

私の対処方法がよいのかどうかは不明ですが、現在は元の状態に戻っています。

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