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「スジ爪」 爪に筋状に線が入る症状

スジ爪は爪の表面に縦や横にスジ(線)が入ることです。

原因は加齢であったり、乾燥であったり、血液循環、亜鉛不足、ストレスとさまざまです。

「スジ爪」とは

スジ爪

スジ爪とは、爪の表面に縦か横の線が入る状態です。

大人の爪には通常、縦線が入り加齢と共に増えていきますが、乾燥がひどい場合や血液循環が悪い場合にも縦線が入ることがあります。

横線が入る場合は、亜鉛など栄養が不足してたり、ストレスが溜まった時などが原因と考えられています。その他、高熱が出た時、妊娠中にも起こることがあります。

爪というのは1ヶ月で、3~4ミリのスピードで伸びていきます。そのため爪の根元から3ミリくらいのところ人横線が入っているとしたら、1ヶ月ほど前に何かしらの体調の変化が現れたということになります。

横線、縦線共に、規則正しい生活や食事に心がけましょう。出来てしまった場合は、バッファ(爪磨き)で磨くとスジを滑らかに出来ます。

横スジ

爪に横スジが現れたら、爪の生成に必要な栄養が十分に届いていないという状態とされています。

親指に横スジが現れた場合は、ストレスや疲労により血流が悪くなっていることが考えられます。爪は、1日で約0.1ミリ伸びます。親指の爪に現れた横スジが、爪の付け根から何ミリのとこにできているかを見れば、いつ頃ストレスや疲労を受けたのかが判断できます。

また爪の生え際に白く見える爪半月は、新しく生えてきたばかりの爪です。この部位を爪の手入れ中に誤って傷付けてしまうことでも後々、横スジが現れる原因となります。

横スジが親指だけに現れる場合は、ストレスが原因だといわれています。また、動脈硬化になると、血行不良となるため、横に深いスジが入りやすくなります。

縦スジ

爪に入った縦線は、加齢や疲労の蓄積で起こりやすいとされています。

縦スジは皮膚でいうシワのようなものです。水分補給が不足していると、縦スジが出やすいとも言われています。

縦スジは、胃腸の働きが衰えて、栄養の吸収が悪くなってきたサインともされます。

また年齢が若いにも関わらず縦スジが現れたら、ビタミンCや亜鉛、水分が不足している可能性があります。

髪も爪と同じケラチンで構成されていますので、髪もパサパサするといった場合は、加齢だけでなく栄養不足が原因かもしれません。

爪に縦スジが現れても歳だから仕方がない・・・と諦める前に、毎日爪をオイルマッサージしたり保湿してあげると改善することもあるようです。

また手の皮膚自体が乾燥していると、爪にも縦スジができやすくなります。爪のお手入れと併せて、手の保湿ケアを行ってみてはいかがでしょうか。

縦の黒スジ

メラノーマという皮膚がんの疑いが考えられます。

皮膚の色に関係するメラノサイトという細胞が、癌化し増殖すると、爪に黒っぽい縦線が徐々に現れます。初期のメラノーマは、痛みなどの自覚症状がないため放置しがちのようです。

半年から1年くらいで徐々に色が濃くなり、スジが太くなってくるといわれています。

しかしメラノーマは悪性度が非常に高い皮膚癌です。黒っぽい縦線が消えない場合は、念のためでも皮膚科で診てもらいましょう。

予防法

正しい食生活と健康の維持が必要とされています。

乾燥しがちな人はクリーム等を使用するのも効果的とされています。しかし縦線の場合、加齢によるところも大きいので、そうなってくると素人では対処のしようがないかもしれません。

また横線に関しては、症状が現れるということは何かしらの体調の変化があった可能性があります。それが今現在でも続いている可能性を考えると、専門医の診断が必要となる場合もあるかと考えます。

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