私は、26歳の女性です。過去に、水虫になったことがあります。20歳のときだったのですが、季節的には梅雨が終わってホッとしたくらいだった記憶しています。
指の間の異常な痒みで水虫だと思った
梅雨のときはもうどこもかしこもじめじめしていて、きっとそれが足にも良くなかったのでしょう。水虫の種類は、し間型水虫でした。そもそも何故水虫だと思ったのかというと、かゆみが異常だと感じたからです。
足の間がかゆいなんてよくあることではと思われるかもしれません。確かに、水虫でなくても足の間がかゆいときはあるでしょう。ですが、そんなものではありませんでした。
足の間がかゆくなることがあるといっても、ずっとかゆいわけではありません。たまにという程度です。私の場合は継続的に痒みを感じていました。
虫刺されがあるのではとも思ったのですが、しっかり見てもそんな感じいはありませんでした。かゆい時間も長かったですし、もしやこれは水虫ではと思うようになったのです。もちろん、信じたくはありませんでした。
病院に行こうと思った理由
ただでさえなるのは嫌なのに当時20歳でした。本当に水虫だったらどうしよう、恥ずかしすぎると思いました。ですが、色々考えた結果、このまま放っておくほうがよっぽどやばいと思うようになり、病院に行きました。
ここで放置するという選択をとる人も、おそらく沢山いるのかもしれません。ですが私は、その選択肢を考えたときに、怖いと思ってしまいました。もしかしたら、放っておいたらもっと酷いことになるかもしれない、そう思ったときに、ちゃんと病院に行って診断してもらおうと思ったのです。
もしかしたら本当は水虫ではないかもしれない、そう診断されたら損をしたと思う人もいるかもしれませんが、それはそれで安心出来るので良いと思いました。もし水虫と診断されたらそこで治療が始まるわけですから、それはそれで良いと考えました。とにかく、良い方向にと考えるようにしたのです。
市販薬という選択もあったのかもしれません。ですが、どこかで間違ってしまえば自分に合わないものを使うことにあり、悪化させてしまうかもと考えたのです。それは嫌だったので、病院という選択をしたのです。
初期の水虫だと診断された
実は行った病院が苦手な病院だったので緊張して曖昧なところもあるのですが、初期でよかったと言われた覚えはあります。中には、放っておきまくった人もいるとのことなのですが、私の場合は初期の初期だったので、ちゃんと治りますよと言われホッとしました。苦手な病院ではあるのですが、そのあたりは信用しています。
苦手な理由というのは、医師の方がドライな感じがするためです。腕を心配しているわけではありません。進行が進んでいたら色々やったのかもしれませんが、初期だったのであまり色々やらずに済むと言われ、ホッとしたことは覚えています。
処置は何か薬を塗ってもらったと記憶しています。処方された薬も塗り薬でした。もっと何か面倒なことをやらなければいけないのではと思っていたので、塗るだけでいいのかと拍子ぬけました。
水虫を治療するために毎日気を付けたこと
毎日足を清潔に保ち、薬もしっかり欠かさず塗りました。足に薬を塗る習慣というものがないですから、忘れそうになることも最初はよくありました。ですが、忘れたら水虫は一生治らないと思い込むことで、なんとか忘れないで塗ることが出来ました。
どのくらいで治ったのでしょうか。何をもって治ったのか私には分かりませんが、その先生はとにかく最後までしっかり治させるというのがモットーの先生なので、割と長かったような気がします。確か、2~3ヶ月ほどだったと思います。
治るまでに何回病院に行ったでしょうか。私はそのとき忙しくて、あまり通えませんということを予め言っていました。そのせいなのか、そもそもそれが関係ないのかは分かりませんが、あまり通いませんでした。
薬が合わなかったらそのときは来てくださいとさすがに言われましたが、しょっちゅうは行きませんでした。初めて行ったときを含めると、5回も行かなかったと思います。もっと通うべきだったのか、それともこの回数でも多いのかは分かりません。
ただ、もっと来てくださいと言われていたら通えなかったと思うので、このくらいで済んで正直ホッとしました。
治療期間中注意したことと言えば、先ほども説明したとおり、とにかく毎日薬を塗るのを忘れないということです。これを忘れてしまったら、もっと治るのに時間がかかったかもしれません。
危ない日も多くありましたが、結果的に忘れなかったのは誇っても良いのかなと思います。だから早めに治ったのかもしれません。ですので、私と同じような水虫を抱えているという人は、いくら塗り薬が習慣でなくても、面倒だと思っても絶対に忘れてはいけません。
そこはもう自己責任と言いますか、自分でしっかりやるしかないのです。もし同居している家族などがいれば、忘れそうだったら声をかけてというふうに言っておくと良いかもしれません。
それが嫌だったら、色んなところにメモを貼っておくと忘れないと思いますし、見た瞬間に思い出すかもしれません。
薬はしっかり丁寧に 足は蒸らさない
あとは、塗り方ですね。塗ればいいと思って適当に塗ってしまう人もいるかもしれませんが、それはよくありません。私の場合は、しっかり塗りこむように塗ってくださいと言われました。
ちゃんと、その方法は実践したつもりです。あと、足を清潔に保つようにもしました。今までも不潔にしたきたつもりはないのですが、結果水虫にはなっているわけですから、あまり蒸れないようには気をつけたつもりです。
今思い出せば色々気をつけていたようですが、当時は早く治したい一心だったのであまり辛いとは思っていなかったような気がします。とにかく早く治すために頑張っていました。それが良かったのかもしれません。
もちろん、不便だったこともあります。足をあまり蒸らしたままにしてはいけないというかんじだったので、かなり気を使いました。靴下も、はきっぱなしにはしないようにしました。
私は裸足でいることが苦手なので、ここはかなり気を使いました。とにかく乾燥させているのが一番なので、湿度が高い日はイライラしました。また、足を乾燥させるのも大事ですが、しっかり洗うことも大事です。
そうしないと、汚れも取れず餌が増える形となってしまいます。それではいくら薬を塗っても意味が無いので、以前よりもっと足を洗うようになりました。もちろん以前も洗ってはいましたが、かなり気を使って洗うようになりました。
痒くてもかけない
日常生活で困ったことは、いくら水虫のところがかゆいと思ってもかけないことです。かいてはいけないのですが、何も出来ないのは辛かったですし、周りに人がいればいるほどかゆくなったような気がします。これはきっと、精神的なことなのでしょう。
ですので、医師にもう完治ですと言われたときは凄くホッとしました。完治だと分かればもう安心です。もちろんそれ以降も、足を綺麗に保つように努力はしています。
同じことをしていても、水虫の治療中であるのとないのとでは、大きな違いがあります。ちなみに、先生のおかげで再発はしていません。ですので、もしかしたら水虫かもと思っている人は早めに病院に行ってください。
私は初期の初期だったので、早めに治ったのかもしれません。かゆみ以外の症状はなかったので、きっと楽なほうだったと思います。早めに行けば、早めに治ると思います。
当サイトから一言
結果として水虫の初期の段階で治療を始められました。
ただし、初期の水虫と言えども自宅で毎日、足を清潔に保ち薬を塗り続けなければなりません。これは人によっては面倒に感じてしまうことかもしれませんが、この方の場合「一生水虫が治らないかも」と自分に思い込ませることで、続けられたことが良かったと思います。
水虫の初期でありながら、毎日足は清潔に保ち、乾燥をさせるようにし、かかないようにもする。気を付ける点は沢山あります。かなり辛かったとも言っています。
つまり、もし水虫を悪化させてしまったらもっと大変なことになると安易に想像できることでしょう。
この方も言っているように、「水虫かも?」と思ったらすぐに病院に行ったほうが良いと思います。