私が25歳の時ですが、ふと何気なく足の裏を見ると皮がむけていました。
昔から肌が強いほうではないので、何かにかぶれたのだろうと最初は思っていました。ですが、最初にみた時は足の裏のほんの一部だけっだたのが、どんどんと範囲が広くなってきたのです。足の裏の土踏まずのあたりだけだったのが、つま先や指のあたりにまで広かったのです。
そこで始めて「水虫」を疑いました。
実家で水虫をもらった気がする
私は一人暮らしですが、実家にいる父が水虫だったのを思い出し、最初に症状がでてから2週間ほど前に実家に帰っていたので、間違いないと確信しました。
インターネットで画像を検索してみると、全く同じような感じだったので病院に行こうかとも考えたのですが…私は女性なのでかなり迷いました。
結局悩んだ挙句に、病院には行くことができませんでした。恥ずかしくて薬局でも薬を買うことができなかったので本当に困りました。
夏場にサンダルを履くことができなかった
水虫の種類を自分で調べたところおそらくですが「角質増殖型」というものでした。
この水虫は痒みがなく、足の裏の皮がかたくなり、むけていくのが特徴だそうで、それが全て当てはまっていたのです。
痒くなかったのは不幸中の幸いだと思いました。
痒くないので、そのことについてはとくに困ることはありませんでしたが、ちょうど7月の夏だったのでサンダルがはけないことが悩みでした。
足の裏なので見えないのですが、抵抗感もあり毎日靴下を履いて出かけていました。
でもなんとか治したいと思い、できるだけ清潔にしたり、お店に直接はいけないのでインターネットの通販で塗り薬を購入し毎日塗りこんでいました。
ですが1本使い切っても全く完治もしなければ改善もされていないしベタベタして気持ち悪いので中断し、別の塗り薬も使ってみましたがこれも効果はありませんでした。
そんな日々を過ごしていると夏が終わってしまい、秋へ。すると足の裏の症状も次第になくなってき、11月頃には何の問題もない綺麗な足の裏に戻っていました。
なのでもしかした水虫ではないことも期待したのですが、翌年の夏にまた同じ症状が出てきてしまいました。
今年こそは治そうと思いつつも、やっぱり病院には行かずに通販の薬を試しては止めるを繰り返して、また夏が終わりました。
水虫3年目の夏 お酢を試してみた
そしてまた翌年の夏、同じ症状に。最初に発症してから3年目なので、これはもう水虫で間違いないと再度思い今年こそ治すべくいろいろと試しました。
まずは殺菌作用があるという「お茶っぱ」からためしましたが、1週間で全く変化はなかったので諦めて、次にやったのが「お酢」です。
私はこれがきっかけで治りました。
やり方ですが、これは単にお酢に足をつける、という方法です。頑丈なビニール袋にお酢を入れて、同量くらいのお湯を入れます。その中に足を入れて、口を輪ゴムで縛るようにしました。
この時注意してほしいのが、ビニール袋を二重にすることです。漏れてしまうと大変なことになるので、しっかりと丈夫そうな袋を選んでください。
口を縛るゴムも普通のゴムだときつくて痛いので、少し大きめのゴムえお使うと良いです。そして足の患部がしっかりと液体に触れるようにしてください。
インターネットから得た情報でしたが、それによると肌の強い人や早く効果を出したい人なんかはお湯で割らずに、お酢そのまま原液で使っているようです。その方が効果も見込めるようですが、私は肌が強くないので、2倍に薄めました。そしてなぜお湯にするのかと言うと、温めたほうが肌に浸透しやすいからだそうです。
お酢自体を温めても良いそうですが、効果が減ってしまうことがあることから、お酢に温かいお湯を混ぜて使ってしまいました。
お風呂上りに清潔な状態でそれを行い、時間にして30分毎日つけていました。
情報では次の日には汚くなった皮が自然にむけだしてきて、1週間もすれば綺麗になってくる、とのことだったのですが、変化を感じたのは2週間くらい経ってからでした。
次第に皮がぽろぽろとむけだしてきたのが最初で、一回むけだすと毎日綺麗になっていくことを実感できるくらい効果がありました。
ただ、足の裏を毎日30分お酢につけているので、部屋もそうですが、とにかくお酢臭かったです。
少し具合いが悪くなるくらいの凄さなので換気してやった方が良いかもしれません。
2週間で効果が出始めさらに2週間で気にならなくなるまでに
最初にお酢療法を始めてから効果がでるまでに、だいたい2週間かかり、ほとんど気にならなくなるまで、そこからさらに2週間くらいかかったと思います。
むけていた皮自体は綺麗になりましたが、足の裏にある赤い斑点はなかなか消えませんでした。
そこに水虫菌がひそんでいるようなので、しつこかったです。斑点は足の裏全体にあり、とくに土踏まずのあたりが酷く、指の付け根のあたりにも集中してありました。
それからもお酢療法を続けていき、皮が綺麗になってから1か月くらいで斑点も次第に薄くなり始めて、さらに1か月が経過するとほとんど気にならなくなっていました。
その年の水虫の発症は、今までで一番早い季節からで、5月の中頃から症状がでてきていたので、気にならなくなるまで2か月かかりました。
まだ8月でとても暑い時期だったので、季節で水虫が潜んだのではないと思うので、本当にお酢は水虫に効果があるのだと思います。
ただここで大事なことは、症状が改善してもお酢治療を止めないことです。目には見えなくても水虫菌がいるので、そこからも続けることが大事です。
そして翌年の夏ですが、水虫らしき症状はおこりませんでした。
最初に発症してから完治まで3年、今現在は完治しただろう時期から3年経過しましたが、一度も水虫らしき発症はありません。
病院にも一度も行ってませんし、治った年は市販の薬なんかも一切使っていないので、お酢の効果だと思います。
お酢の効果を高めるためにしたこと
それと、そのお酢療法の効果を高める方法ですが、お風呂から上がるときに足の裏に石鹸をのこさないことです。水虫菌は石鹸が大好物なようで、足に残ってしまうと栄養になってしまいます。
なのでしっかりとすすいで、栄養をあげないようにすることが大事です。石鹸を流せていると思っても、ゴシゴシとしっかりこすらないと落ちていないそうなので、丹念にこすってください。
放置は避けるべき
自身が水虫かもしれないと思っている人は、放置するのは止めたほうがいいです。私はそんなに悪化はしませんでしたが、長年放置していると年々悪化する人もいるそうです。私ももっと早く治していればよかったと思っているので、取り掛かるのは早ければ早い方がいいと思います。
それにたぶん私は父から移ってしまったと思っているので、父のように放置して誰かにうつすのは止めてあげてください。とくに小さなお子さんにうつると、痒いタイプの水虫だとかきむしったりして大変なようです。
とくに女性だと、私と同じように恥ずかしくて病院に行けない人も多いと思います。足のネイルにも行けないし、サンダルは履けないし不便でよね。そんな人にはぜひお酢療法を試してみてほしいです。大量のお酢が必要ですが、かなり大容量のお酢を買っても1000円もしないので、費用も安いです。
病院に行くのが一番良い方法かもしれませんが、私はお酢と普段の生活に気を付けて治ったので、色々な自分に合う方法を探ってみるのも良いお思います。
普段の生活のポイントは「とにかく清潔にすること」と「石鹸をしっかりと洗い流すこと」です。お酢以外の治療をしている人にも共通だと思うので、それを心がけてみて下さい。