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巻き爪と革靴が水虫の原因!?再発を繰り返した

巻き爪と革靴が水虫の原因!?再発を繰り返した 水虫・爪水虫 経験者の声

巻き爪と革靴が水虫の原因!?再発を繰り返した

私は都内に住む20代後半の男性です。

指が腫れ痛みを感じ悪臭を放つ

水虫になったのは正直いつなのかわかりません、ただ足の親指の爪に白いカスみたいなものが頻繁に溜まるようになったのは二十二歳の時でした。

後々知ったのですが白癬菌というカビの一種であり、これが原因で水虫になることもある>
そうです。

当時は白いカスが溜まるくらいにしか思っておらず、痒みや痛み等も一切なかったために病院へ行こうともせずに放置しておりました。

しかし去年の春、いきなり右足の親指に痛みが走りました。見ると赤く大きく腫れており、さらにイヤな悪臭を伴っていたため最初は痛風などの病気を疑って病院へ直行しました。

皮膚科での診察で水虫と判明

靴下を履くのに一苦労、そして歩く痛みに耐えながら内科へ行くと皮膚科に行くようにと何も説明されずに言われてしまい、痛いまま1時間くらい待ちました。

この1時間は本当に辛かったです、靴の中で蒸れると痛みとさらに痒みまで沸いてきました。そして皮膚科に行って先生に親指を見せた途端、診断されたのは水虫でした。

診断結果に驚きを隠せなかったのですが、皮膚科の先生が言うには

  • 白癬菌というカビの一種が原因であり、さらに足が不潔であると炎症を起こしやすくなる
  • さらに巻き爪であり、爪が皮膚に食い込むことにより菌が入りやすいとのこと
  • そして当時営業職についてたために革靴で歩き回っており蒸れて菌が繁殖しやすかった

とのことでした、言われてみると全て納得できる内容ですね。

そしてその後に薬を処方してもらい、また何かあったら来るようにと言われて終了です。

処方された薬の種類はそんなに多くなく

  • トルナフタート(幹部に塗る液体)
  • ラミシール(錠剤タイプのかゆみ止め)
  • 抗生物質(膿んでいたために三日分)

この3つだけ、なのですぐ治ると思って正直この時は楽観視していたのです。しかしここから水虫との長い付き合いが始まりました。

薬を使用するとすぐに症状は改善された しかし・・・

抗生物質を飲むと膿みや腫れはすぐに収まり、痒みも起こらなくなってきたため貰った薬を全て飲み終える時には完全に治療されたと思っていました。

以前のように白いカスは溜まりましたが、痛みや痒みがないならそのうち治るだろうとタカをくくってしまい皮膚科に行かずの放置してしまいました。

そして薬が切れて一か月、またあの痛みと腫れが戻ってきてしまったのです。皮膚科に行くと先生も呆れ顔で、何故診察に訪れなかったのかとため息混じり言われます。

自己責任ですが何故かとても申し訳なくなってペコペコと謝まったのを今も覚えてます。そしてまた同じ薬をもらい、今度は定期的に訪れるようにと病院側に二週間に1度予約させていただき通院するようになりました。

働きながらの通院は大変だった

辛かったのが仕事が土日しか休みが取れず、通ってる皮膚科さんは土日祝日はお休みされており私が仕事を終えて帰宅する頃には診察時間は終わってしまっているのです。

当然病院の時は早退させてもらうのですが、その時に会社の意向で診断書などを出さないといけなかったため周囲に水虫がバレているんじゃないかとヒヤヒヤしました。

恐らく上司は知っていたのでしょうが、同僚等は知らなかったはずなのに何故か無駄に警戒していたのを覚えています。

通院して3か月 なかなか改善されない水虫

そして通院を初めて3か月くらい経ちましたが、痒みや痛みはないものの水虫の根本は治らずに一進一退を繰り返しておりました。
皮膚科の先生曰く、体質的なモノもあるが根本的には不衛生な環境が良くないと言います。

私は綺麗好きという訳でもありませんが毎日お風呂には入っていましたが、そういうことではなく古い革靴と巻づめのこの2つが相当悪いとの事でした。

なので私なりにも治そうと思い立ち、まず革靴から買い換えることにしました。

今まで履いてきた革靴は就職活動を始めた時に買ったモノを流用していたのですが、たしかに安物で通気性がかなり悪いのか熱が籠っていました。

なので紳士服を取り扱っているお店に行き店員さんと相談、今の革靴の4倍程度するが通気性バツグンの革靴を購入しました。
正直水虫の治療費とこの革靴の購入だけでかなりの出費で、当時は給料も安かったためにかなり苦しかった思い出があります。

巻き爪のほうは生来のモノであったため、今すぐ治るという事はなく少しずつ治していくしかなかったので自分なりの工夫をして見ました。

爪と指の間に綿を詰め、皮膚に食い込まないようにすると同時に密着しないようにすることにより菌の繁殖を抑えられるようにしました。

しかし慣れるまでは綿の異物感がすさまじく、歩くたびにストレスが溜まったものです

1年間の通院の末やっと完治 ところが・・・

そして結局1年ほど通院し、皮膚科の先生から完治したと告げられた時には踊りたくなるほど嬉しかったです。そんな様子を見てか、皮膚科の先生は厳しい顔で

「水虫は完治したとしても再発するケースが多々ある、油断しないように」

と言われ、身を引き締めたのを覚えています。

しかしやはり人間は堕落してしまうというか、疲れて体を雑に洗ってしまったり、革靴の洗浄や新調を怠ってしまうようになってしまうようになります。

そうなるとやはり水虫というべきなのでしょうか、通院しなくなってたった半年でまたすぐに再発してしまいました…。

またすぐに行きつけと化した病院へ行き、同じような診察を受け、そして馴染みの先生からは説教のような小言を言われ同じ薬をもらって帰路につきました。

結局私の不摂生なのか、それとも体質なのかはわかりませんが何度も水虫が再発してそのたびに病院に駆け込むような生活を今も続けております。

1度なってしまうと割と付き合って行かなければいけない病気、それが水虫なんだと身に沁みましたね。

指に違和感を感じたらすぐに病院へ

もし水虫なんじゃないか?と今思っている人たちはなるべくすぐに皮膚科に行くことをオススメします。

たぶん私のように病院へ行くのが面倒臭いと思っている人もいると思います、実際何度も通院するのは相当堪えます。しかし市販の薬や本やネットの知識では水虫の完治はかなり難しいでしょう、これだけは断言できます。

まず水虫には種類があるということ、そして今回私は白癬菌というカビが主な原因だったのですがこれはかなり治りにくい部類です。

そして膿んでしまうと抗生物質や他の薬も必要になります、これは素人の知識じゃわかりませんし、何よりどれくらい飲むのかどんな副作用があるのかなどわかりません。

後は菌以外にもさまざまな要因が考えられるということ、私は巻き爪と通気性の悪い革靴が原因にあげられました。結局、市販薬で症状が治まったとしても、完治したかどうかは皮膚科の先生ですら難しいという話なので絶対に見極められないと思います。

たしかに水虫になるということが世間のイメージ的にあまり良くないというのもわかります、だからこそ人に見せたくないので自分一人で治そうとするのもわかります。

しかし恥を忍んでも専門の医療機関に行って治すことが何よりも大事です。皮膚科の先生は水虫なんて何人も診察しているのでとくに何とも思わないと言っていましたし、家族に打ち明けるよりはラクです。

むしろ水虫だとバレる前に治すことこそ、周囲との関係を保つために必要なのではないでしょうか。水虫はそう簡単には移らないと言いますが、世間一般だとやはりいい顔されません。家族ならまだしも職場や学校など社会で露見すればどんな顔をされるか、想像するだけで辛いでしょう。

なので私から水虫患者に送る助言はシンプルに1つ

「自己判断するな!皮膚科へ行って助言を仰ごう」

これに尽きます、水虫は治りにくい病気ですが絶対に治らない訳ではありません。だからこそ早期に相談することが大事なのです。

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