私は、25歳の男性ですが、水虫に悩まされたのは2年前の6月でした。
雨が続くある日に足に痒みを感じた
雨が続きジメジメしている時にふと足の痒みを感じたことが水虫との出会いでした。その時には、水虫なのかなと軽い気持ちでいましたが足の痒みが日に日に我慢できなくなり、赤みも出てきたので医者に行った時にしっかりと水虫という事が判明しました。
私が悩まされた水虫の種類は足白癬で、聞くと日本の2割の人が感染している事と、水虫のイメージは中年の男性がかかるイメージがあったので、いやな気持にもなりました。23でかかる病気ではないと思っていたので、加えて若い事もあり自然に治るだろうと感じて、水虫と言う事が判明しましたが、すぐに治療をした訳ではなく、足の痒みであれば我慢できるかなと軽い気持ちで生活をして様子を見ていました。水虫による痒みが増してきて、治す努力をしようと思いました。
治そうと思いましたが、治療法も良く知らずに仕事が忙しい事や水虫を軽く考えていた事から放置していました。放置していた時期は1か月ほどで、痒みが収まらない事から治療をする事にしました。
一番水虫の痒みで辛かった事は、仕事中に取引先に営業に出ている時の我慢できない程の痒みが一つでした。
水虫があると営業としてはあまり良い印象を持たれないと思っていたので、我慢が大変でした。寝ている時にいきなり水虫の足の痒みで起きてしまい、しっかりとした睡眠時間が確保できない事も治療をしようと感じた理由です。水虫の治療法をとりあえずはインターネットで調べて出来る事を試してみました。
インターネットで調べた情報で治そうと考えた
調べてみると、とにかく足を清潔に保つことが水虫の治すのに効果的と言う事を知って、会社から帰宅したら、足を洗う習慣を取り入れて、指と指の間をしっかりと洗い、拭き取る事を心掛けました。
洗濯もこまめにし、通気性を良くして足を乾燥させました。足を洗った後はタオルで良く拭いて、ドライヤーで足を乾かす時間を生活の中で日常化するようにしました。部屋やお風呂場などは念入りに換気をして、タオルなどを濡れたまま置かないようにして、常に足を乾燥させた状態で過ごすことに意識して生活をしました。
市販薬で水虫を治そうと考えた
あまりインターネットで調べた情報では水虫の改善が出来なかったので、薬局やドラックストアで市販されている薬を試してみる事にしました。
自分自身では、まだそこまで水虫の脅威を感じてはいませんでしたが、市販薬を試すと少し水虫が改善されたような感じがしました。それでも完全な水虫の改善は出来なかったので、仕事の日でも午前休を使用して病院に行く事にしました。
市販薬を利用しながら通院を開始
市販薬でも痒みが抑える事が出来なくなり痒みに耐えられなくなり、仕事に集中できずにやむ終えずに病院に行きました。
病院では足を診せ、診療時間はすぐに終わりました。塗り薬をもらい、毎日使用してくださいと言われました。病院の先生には、塗り薬をつける期間について、再発を予防するために症状がよくなっても3ケ月から7ケ月位はつける必要があると言われて驚きました。
水虫の治療は時間がかかるものだと驚きましたが、すぐに水虫は治るわけではなく、痒みと戦いながら治療をしなければならない事で、そこで初めて水虫の恐ろしさを感じる事になりました。
塗り薬は、硝酸ミコナゾールを処方してもらい、1日に1回は必ず塗り、数回は塗っても良いと言う事だったので、痒みが強い日には塗るようにしました。
治療から10ヶ月でやっと完治した
水虫の薬を医者方処方されて完全に治ったのは薬を使用して10か月後程でした。
痒みを感じるたびに塗り薬を使用していた事もあり、1か月に1回は病院に行って診てもらい薬をもらいました。完治までは約10回は病院に行きました。
治療期間中に注意したことは、水虫は人にも移る事を聞いていたので、実家暮らしと言う事もあり、足ふきマットなどの共有していたバスグッズを自分一人で使用するようにして、家族に迷惑をかけないように心掛けました。
とにかく足を清潔に保つことにも意識して、入浴後は足を完全に乾くまでドライヤーを使用して、夏場などは汗をかかないように汗のかきやすい靴やムレやすいブーツなどは履かないように徹底しました。
仕事はスーツだったので、自分のデスクに座ったら革靴を脱ぎ、専用のスリッパに履き替えて、汗をかかないようにしました。水虫の治療中に不便に感じたことは、生活スタイルが大きく変わったことで、いつでも水虫の事が頭から離れずにとても苦労しました。仕事場でも自宅でも水虫であることは知られたくないという気持ちから極力水虫である事を隠すことに敏感になり疲れてしまいました。
実は職場の上司も水虫だった
そんな生活をしていましたが、治療中に職場で足が蒸れないようにスリッパを履いていた私に上司が声をかけてきました。水虫がばれたかスリッパで仕事をしている事で怒られるかと思っていましたが、個室に呼ばれて上司も水虫である事をカミングアウトされました。上司も水虫である事を聞かされて、あまり好きではない上司で話す事もなかったのですが、親近感が湧き仲良くなりました。
水虫が上司のと仲を良くしてくれたエピソードですが、上司からもやっている水虫対策を教えてもらったり、若いのに大変だと同情してくれたりと人とのつながりを与えてくれたことに良い経験だと思いました。
水虫完治して2ヶ月後、突然足の痒みが発生
水虫の治療は、10か月ほど塗り薬を試して、完全に完治したと自分でも痒みがなくなったことや病院の先生からも言われて、安心した私は、通常通りの生活に戻りました。病院の先生からもう大丈夫という事を言われて安心したので、塗り薬も足を乾かすこともやめたら、その2ヶ月ほどで突然足が痒くなり再発しました。
水虫の痒みや意識から解放されてとても充実した毎日を過ごしていましたが、いきなり地獄に落とされたような気分でした。再発した水虫の痒みは最初の水虫と同じ痒みで、痒さレベルも日に日に増していくような感じでした。
一回水虫を体験した事からすぐに同じ病院に行って、先生に診てもらいました。水虫が再発したという事実に酷くショックでしたが、再び水虫の治療が始まりました。同じ塗り薬を処方してもらいましたが、前回よりも治療する時間が早かったので、薬を塗りだしてから、あまり激しい痒みを感じる事はありませんでした。
それから水虫の治療を続けていますが、2回目の再発で、改めて水虫の脅威を確認する事が出来ました。再発は1回で、現在でも治療をしていますが、塗り薬とケアのおかげで治りつつあります。ですが気を緩めないで水虫の治療をしていこうと思っています。
水虫は思っている以上に厄介で辛い病気
男女関係なく水虫で悩んでいる人は多いと思いますが、水虫は思っている以上に辛い病気であると言えます。
水虫を経験した事がないと分かりませんが、年齢関係なく起こりうるので、実体験から若いからと言って油断はできないと言えます。ちょっとでも水虫かもしれないと感じたら、すぐに病院に行くことがおすすめです。
インターネットで載っている治療法や薬局で市販されている薬などもありますが、しっかりと病院で診てもらう事が良いと言えます。何かわからずに痒みと戦うよりも原因と治療法を知ってから治療をする事がおすすめです。
人によって異なりますが、水虫だからと気軽に構えてとくに気にしないで、生活していると生活に支障をきたすほどの痒みなどもあるので、痒みや違和感を感じたらすぐに病院に行くことがおすすめです。病気ではなんでもそうですが、早期発見が水虫のよい治療法と言えます。