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「咬爪症」爪の噛み過ぎにより変形をしてしまう症状

咬爪症(こうそうしょう)といっても聞きなれないかもしれません。分かりやすい言葉で言うと「爪を噛む癖」のことを言います。

これにより爪の形が変形してしまったり、細菌感染を引き起こす可能性もあります。

咬爪症とは爪を噛むこと

噛み爪

咬爪症(こうそうしょう)とは、噛爪(かみづめ)とも呼ばれ、爪の噛み過ぎにより形が変形してしまう状態の事を言います。ささくれや、爪の組織を損傷してしまう事により起こる細菌感染の原因となる事もあります。

噛み癖がひどい人はマニキュアを塗ったり表面にクリームを塗ると噛む事を自然と避ける様になるので効果的です。少し昔であれば、トウガラシを縫ってクセを直すという話も聞かれました。

更に、噛みすぎていると爪自体が短くなってきます。つまり、正常な人の深爪の状態が、深爪の人の正常の長さになってしまうのです。もし、爪を伸ばしたくなったときには、普通、白くなって詰め切りできる部分がとても多くなってしまい不格好になってしまいます。

また、汚れやバイ菌も爪と皮膚の間に入りやすくなってしまい、衛生的にもよくありません。そこから、他の感染症を引き起こす可能性も否定できません。

爪を噛むことによっての変形がひどい場合は、十分に伸びて変形が直るようになるまで、つけ爪を付ける様にし、自分自身の爪を隠して保護することをオススメします。

その際にも、専門家の指示を仰ぐとか、ネイルサロンで相談してみると良いでしょう。

咬爪症の原因はさまざま ストレス・クセ・不安

咬爪症の原因として考えられるのは「ストレス」、「癖」、「不安」あたりが挙げられます。

ストレスが要因となり、無意識のうち人爪をお咬んでしまうのです。

ストレスの度合いによって、咬み方や咬む力が違うという人もいるでしょう。ストレスのある人が全員爪を咬んでしまうわけではありませんが、1つの要因とはされています

また子どもの頃の癖が直らないというのもあります。

子供の頃はよく爪を咬んでいたという人も多いでしょう。その行為自体はよくあることではあるのですが、それが大人になっても続いているケースがあるのです。

このように、爪を噛む行動の原因は人によって異なります。

爪を噛む癖を直したい!?

深爪

爪を噛む癖がある人がいます。その原因はさまざまであり人それぞれです。ストレスによる発散であったり、とくに意味がなく、子どもの頃からの習慣であったりと、さまざまです。いずれにしても褒められたことではありません。

爪を噛み続けていると深爪になります。

深爪になったばかりの頃は直接皮膚がさらされているので痛みを伴います。また、皮膚がさらされているので、そこからバイ菌が侵入することもあります。もし、バイ菌が入ってしまった場合、ひどくなると爪が腐ってはがれてしまうこともあります。

また、噛む癖で何度も何度も長い間深爪の状態が続いていると、普通の人の深爪の状態が、正常な爪の長さになってきてしまいます。正常な爪の持ち主からみると「うわー痛そう」と思う爪の長さでも「全然痛くないよ」という感じになります。

爪の噛むことを忘れるようにする

ちなみに知人の中には、指先から5ミリほど下の位置に爪があります。普通でしたら深爪の状態で血が出ている状態です。しかし、昔から爪を噛む癖があり、何度も深爪をしていたため、皮膚が鍛えられ深爪ではなくなってしまっているのです。しかしたまたま深爪の時にバイ菌が入らなかっただけです。

深爪を治すためには、噛むという動作をを忘れてしまえば良いのです。といってもそう簡単に忘れられるわけがありません。そのため意識的に「手は汚いもの」と思い込むのが良いと思います。知人はこれで爪を噛む癖がなくなりました。実際に手は体の部分で一番と言って良いほど不衛生な場所です。さまざまなものを触りますからね。

風邪を引くときも大抵、自分の手に付着した風邪の菌を鼻や口元に持って行くことで感染するとされています。

爪に絆創膏を付ける噛まないようにする

次に、指先に絆創膏を付ける方法です。これも爪を噛みそうになったときに障害になるので、結局噛まなくなります。わざわざ付けてある絆創膏まで外して、爪を噛む人はなかなかいません。しかし指全部に絆創膏を付けるのは目立ってしまいます。また、昔聞いた話では爪に唐辛子のような刺激物を塗るという手もあるようです。人間も動物なので「反射」が備わっています。

パブロフの犬ではないですが、梅干しを見たら唾液が出るといった反射を利用し、爪を噛んだら辛いということを脳に覚えさせ繰り返せば、それが反射となって現れてきます。

つけ爪を付ける

その他の手段としては「つけ爪」です。つけ爪をすることで、自分の爪を噛まなくするのです。これなら目立つこともありませんし、噛んでしまっても自分の爪ではありません。噛む癖がなくなることにはならないかもしれませんが、しばらく時間がたって長くなった自分の爪を見て噛む気は多少なりとも失せると思います。

爪をきれいに手入れをすることが噛まないことへの第一歩

人は、大切にしたものであればあるほど大事にしたがるものです。時間をかけて作ったものであればあるほど大切にします。これは人間の自然な心理です。

それを利用し、爪を噛む癖を改善させましょう

綺麗に手入れをすると噛む気がなくなる!?

まず、爪をきれいに切ります。噛む癖のある人は爪がギザギザになっているかもしれませんので、「ヤスリ」などでなるべく自然の丸みを帯びた形に整えます。そして「爪ピカ」磨いていきましょう。

こういったアイテムを使うと、爪はとてもきれいになります。驚くほどピカピカになるのです。洗ってもピカピカのままですし、かなり長い間美しい爪を楽しめます。

そうして、時間をかけ手入れをし、美しくなった爪を噛もうとはなかなか思えなくなります。また、爪がある程度長くないと、美しくは光りません。美しい光を残そうとして爪を噛まなくなるのです。

しかし、これも人それぞれです。知人はしばらくのうちは周りに自慢をし、爪を噛まなかったのですが、ある日、爪が長くなり数十年ぶりに爪切りで爪を切りました。そのときうっかりして爪を磨くのを忘れていました。そのため気づくとまた爪を噛んでいたらしいのです。

いずれにせよ、爪を噛むことは本人の気持ち次第です。これが良いきっかけになればよいと思います。

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