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抗がん剤治療で水虫が治まった それほど抗がん剤は強力だった!?

抗がん剤治療で水虫が治まった それほど抗がん剤は強力だった!? 水虫・爪水虫 経験者の声

抗がん剤治療で水虫が治まった それほど抗がん剤は強力だった!?

私は運動好きな50代女性です。初めて水虫になったのはもう10年以上前だと思います。そんなに放っておいたのかと言われそうですが、治ったりまたもらってきてしまったり、それを繰り返して今日に至っています。やはりフィットネスクラブなんかに通っていると、プールやお風呂で移りやすいようです。

その時は普通に指間型の水虫でした。指の間の皮がふやけて、ひびがいっている指の股…これは水虫だと、慌てて皮膚科に行きました。だって、市販薬では完治するか心配だし、水虫じゃないかも知れないでしょう?でも、お医者さんで検査すると、思っていた通り、白癬菌は見つかって水虫という診断でした。

皮膚にひびがいっていたので、まずこれを治してから本格的な水虫の治療にかかりました。ひびが治るまでに半月くらいかかったでしょうか?長いと思いましたが、この先の水虫治療に比べればなんてことないと後から思いました。

水虫の治療には、クリーム状の薬を処方されました。毎日朝とお風呂に入った後に塗るように言われましたので、一生懸命塗り続けました。その時は患部より少しだけ広く塗っただけでした。

水虫の症状がなくなった 抗がん剤の影響!?

大体秋頃になると、水虫は見た目、治まりました。けれどこれで安心してはいけないとお医者さんからも言われていたので、秋が過ぎ、冬になっても薬を塗り続けました。でも、2月くらいで面倒になってやめてしまいました。さすがにもう大丈夫だと思ったからです。

しかし、それは甘かった。4月頃になるとまた、水虫が出てきたのです。その繰り返しです。どうしたらいいのか途方に暮れていると、もっと悪いことが私の体に起きたのです。

乳癌は見つかったのです。かろうじて初期の2期bです。手術と放射線だけではなく、抗がん剤治療もすることになりました。髪の毛は抜け落ち、吐き気に苦しみ、白血球も減少するというひどい副作用に見舞われました。それだけではなく、抗がん剤の後遺症はもっとひどいものでした。

しかし、たった一つ、いいことがありました。何と水虫が治っていたのです。あれほどしつこい水虫が治った。抗がん剤は水虫のたくましささえも歯が立たないほど激烈なものだったのです。ああ、でも良かった。これで人目を気にしないで済む。いくらおばさんでも、水虫持ちだとは言いづらいものです。

水虫再発 原因はフィットネスクラブ!?

しかし、これも一瞬のことでした。2年も経たないうちに、また水虫になってしまったのです。やっぱりフィットネスクラブが…でも、やめたくない。運動だけではなく、そこにある大きなお風呂にほぼ毎日入れるのは大きな魅力でした。

それからまた、私の水虫との戦いが始まりました。医者にも毎回診察をしないと薬をくれない所と、診察を受けなくても薬をくれるところがあります。もう面倒なので、医者の評判よりもより簡単に薬をくれるというのを基準に医者を選びました。

インターネットで調べたり、本を読んでどうすれば水虫が治るのか?一生懸命研究したつもりです。水虫になったら患部だけでなく、足の裏全体に薬を塗らなくてはいけないということを学び、そのようにしました。

あや指とひおつぁし指の間の水虫は治ったのに、小指と薬指の間の水虫が治りにくいことには自分で気づきました。先生に聞くと、やはり小指と薬指の間はくっついているから治りにくいそうです。なので、必ず5本指ソックスを履くようにして、その上から普通の靴下を履くようにしています。

共用物 とくに体重計には気を付けよう

フィットネスクラブでは、一番危ないのは体重計です。風呂上がりの体重が一番少ないときに体重を測りたくなるのは男女共通の人情ですが、置く足の位置は全員ほぼ同じ、前の人が水虫だった場合が直撃です。これは絶対にやめました。

測るなら靴下をはいた後や、または風呂に入る前にしました。人から移される迷惑を自分もしてはならないと、ロッカールームではスリッパをはくようにしましたが、ある日スタッフから注意されました。

「ここは素足ゾーンなので、スリッパはご遠慮ください」

 とのこと。

「水虫なんです」

 と言っても、ダメですの繰り返し。どちらが迷惑なのか、こういう所にお勤めの方はよく考えていただきたいと思います。

 この数年、私の水虫治療は真面目にしていたと思います。

「足裏全体に薬を塗るように知れば、水虫は1カ月で治る」

 という話を聞き、足裏全体に一生懸命薬を塗りました。一カ月では心もとないと、またもや冬が来て2月ごろまで塗り続けました。

もしかして爪水虫?

きっともう大丈夫そう思った春うららのある日、足の指の股に異変を感じました。またもや水虫再発です。右足の子指と薬指の間だけでした。これだけなら、お医者さんに行くのも面倒だから、市販の薬で治そうかな。最近は市販の薬もいいのが出ているようだし。そう思いつつ広告やインターネットサイトを調べて、効果があるという口コミを調べ、続けられそうな薬を検討しました。

しかし、そのうち今まで見たことのない異変に気付きました。
「左親指の爪が黄色く濁っている!!」

これは、ひょっとして…爪水虫で検索すると、私と同じような爪の画像がたくさん出て来ました。ネットでは、爪水虫にも効果のある薬というのも出て来ましたが、かなり高価でこれを一年以上続けるというのでは、お医者さんに行った方が安くて確実だと思いました。

今回こそ、本気で治療に取り組もうと思った

仕方ない、またあの医者に行こう。私は2軒の医者をうろうろしていました。去年はこっちだったけど、今度はこっちにしようとか、その時の気分で決めていました。しかし、どちらが腕がいいかというのはだいたいわかっています。腕が悪いというのは指示がいい加減だということです。
「症状が治まったら付けなくてもいいよ」

なんて言って、でもこっちは診察なしで薬をくれたりするからいいやと思ってかかることもありました。でも、今回は真面目に治したい。今まで爪がこんなことになるなんてありませんでした。だからなんだか気持ちが悪くて。
 腕がいいと思った医者に行きました。

「爪がこんなになっています、爪水虫と言うのでしょうか?」
 お医者さんは爪の表面と、皮を取り、検査をしました。すると思った通り、爪水虫と、皮膚にも白癬菌が見つかりました。
「飲み薬も使いましょう。肝臓が悪いと使えませんので、肝機能検査をしますよ」
「はい、お願いします」

頭を下げる私。処方されたのは、イトラコナゾールと言う飲み薬と、ラノコナゾールと言うローションタイプの塗り薬、そしてブテナフィン塩酸塩クリームです。ローションタイプの薬は爪水虫用の塗り薬で、爪の根元に塗ったら、なるほど新しく生えてくる爪はきれいな爪です。

今まで、爪水虫の塗り薬はないと聞いていましたが、今は開発されたようです。飲み薬は、1週間飲んだら、2週間ほど間をあけてまた一週間飲むということを繰り返すそうです。

今までお医者さんから治りましたという指示を出されないうちに自分で判断してやめてしまったのが悪かったのか?冬になって見た目が治まっているうちはどのようにすれば良いのか?そう言ったことも自己判断せず、必ずお医者さんに聞くようにしようと心に決めました。

水虫と付き合い始めてどれくらい経つのだろうか?あの抗がん剤で治ったことが夢のようです。あの一瞬だけ、水虫から解放されたけれど…

ということで、まさに今現在、本気で水虫の治療をしています。再発はもちろん、どうすれば水虫を貰わないで済むのか、これも今から考えています。

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