爪が緑色に変色した場合、次のような症状につながる可能性が考えられます。
緑膿菌に感染
免疫力が低下した人には、緑膿菌に感染する可能性が高くなります。
緑膿菌は、消毒や抗生物質に対して抵抗力が強いため、治療が困難であるとされています。また、後天的に薬剤の体制を獲得したものも多いのが特徴です。
緑膿菌は緑色の色素をもつ細菌のため、爪の色が緑色に変色したように見えます。
抵抗力が低下していなければ無害ですが、抵抗力が低下しているときには感染した場所から、他の爪へ感染することもありますので注意が必要です。
重度の場合には、完治するために1年ほどかかる場合もあります。
最悪の場合には爪を失ってしまう場合もありますし、体内に入り込んでしまう可能性もあります。体内に感染してしまうと、次のような感染症を引き起こす可能性があります。
- 角膜炎
- 外耳炎
- 発疹
- 肺炎
- 敗血症
- 続発性肺炎
- 心内膜炎
- 中枢神経感染
緑膿菌敗血症での致死率は約80%とされているため、十分に注意したいです。こういったことから、なるべく早い段階で専門医の受診をおススメします。
青ざめたような爪
例えば、血液中の酸素量が足りない状態になると「チアノーゼ」になります。チアノーゼになると爪以外にも、顔色や唇が青ざめたような色に変色することがあります。