健康な爪は、薄いピンク色をしていて、表面も滑らかです。
しかし、貧血状態である時には赤みが減少します。血色が悪くなり青白く見える事があります。体調がすぐれない時に爪を見て、いつもと違うようであれば体調が悪いと感じていたのが気のせいではないと思われます。
さらに、慢性の腎臓病である場合には爪が白くなる可能性があります。
また、爪の表面を押すと白くなります。それがすぐにピンク色に戻るようなら、血液が再循環していることが確認されます。よって心臓が通常どおりに循環していると判断できます。
このように爪の状態によって体内の疾患の判断材料になるため、病院に行く際にはネイルアートはしない方が良いでしょう。
爪の硬度は同じではありません。爪床に近い部分は一番硬いですし、先へ伸びるほど割れ易くなります。根元から伸びた爪はダメージを受けると回復しませんが、爪母が残っていれば何度でも再生してくれます。
爪の健康に良い栄養素
爪の主成分はタンパク質の一種であるケラチンから出来ている皮膚です。そのため、爪の健康を維持するためには質の良いタンパク質を食事で摂取するのが有効であるとされています。
タンパク質以外には、ビタミンA・B・D等が必要とされます。