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ささくれの原因は皮膚の乾燥 無理に取り除かない方が無難

爪のささくれとは

爪のささくれは主に、爪と皮膚のくぼみのようなところにできやすいとされています。それが外側寄りであれば皮がむけた程度でさほど痛みを感じることはないのですし処理も楽ですとされていますが、爪寄りにできてしまうと痛みを感じやすく処理も大変とされています。指でつまんで取ろうとすると余計悪化させて酷く痛くなってしまうということもあるのです。

上手く取れれば良いのですが、失敗すると痛みを感じるばかりか、そこから菌が入ってしまう可能性もあります。そうなるとより痛みを増してしまいますし、見た目も少々汚くなってしまいます。綺麗に処理できれば、そこまで悪化することもありません。

ささくれは何故できるのか

多くの人がささくれを経験したことがあることでしょう。しかしその原因を知っている人はあまり多くはないかもしれません。

人によって発生する理由は異なりますが、主な理由として考えられるのは「乾燥」とされています。

でも子供にだってささくれはできるのではと思う人もいることでしょう。

確かに子供は大人よりも潤いたっぷりかもしれませんが、だからといって乾燥しないわけではありません。基本的には潤っていても、一時的に乾燥してしまうことはあります。そういうときにささくれができてもおかしくはないのです。

もちろん、乾燥していなくてもささくれができる可能性はあります。爪周辺を傷つけてしまえば、そこからささくれになってしまうことも考えられます。そうならないためには傷つけないように気をつけるしかありません。

ただ、ささくれの主な理由は乾燥と考えて大丈夫です。そして、ささくれにならないために乾燥しないようにすれば、完全とまではいかなくてもかなり予防出来るという人もいるでしょう。

ささくれを予防するために

ささくれを予防するためには、指を乾燥させないことが大事です。もちろん、乾燥させないからといって必ずささくれができないというわけではないので、その点は考慮するようにしてください。ただ、予防すればささくれができる回数が大幅に減る人もいるでしょう。

では乾燥させないためにどうすれば良いのかというと、これに関しては自分に合う方法を見つけるのが一番です。ですが乾燥をさせないためには、やはり保湿が一番定番だと思われます。そのために役立つのが、保湿クリームです。

保湿クリームを塗るだけで、乾燥はかなり防ぐことが出来ます。これによって直接ささくれが防げるかというとそれはまた別の話になってしまいますが、保湿クリームを正しく使えば、少なくとも保湿はしっかり出来ます。ただ、使い方を誤ってしまうとただクリームを消費しているだけになってしまうので、使い方はしっかり守るようにしてください。

そうしないと、ささくれを予防するどころか、ただクリームを塗っているだけになってしまいます。どの程度塗ればよいのかというと、水にさらした後は塗ったほうが良いでしょう。その都度はかなり難しいと思うので、風呂上りの後や寝る前など、決めておくと忘れにくいと思われますすし習慣になります。

また、食器を洗うときも、かなり手の水分は持っていかれてしまいます。面倒なのでついつい素肌でやってしまうかもしれませんが、手の水分を逃がさないためにはゴム手袋などを使うと良いでしょう。そうすれば、手を水にさらすことなく洗いものが出来ます。

手を水で塗らして家事をした場合は、なるべく早く保湿クリームを塗ったほうが良いでしょう。無理なときももちろんあるわけですが、そういうときは無理に塗ろうとせず、塗れるときに塗るというのが大事になってきます。ですが、塗れないときがあるからこそ、塗れるときはしっかり塗らないといつの間にか塗らなくなってしまいます。

さぼってしまうとそれが癖になってしまって、手が良くない方向に行ってしまうかもしれないので要注意です。ただ、自分で直接見えるからこそ手は気にする人が多いかもしれませんが、本当は足だって気にしなければいけないのです。ではどうすれば良いのかというと、手と同じように保湿クリームを塗ってあげるのです。

ですが手と違って濡らす機会も少ないですし、あまり触りたくない人が多いかと思います。ですので、お風呂上りに塗るようにしてください。一番綺麗なときなので触るのにそこまで抵抗はないかと思いますし、お風呂上りなので、保湿クリームを塗るのに適しているタイミングと言えるでしょう。

面倒に感じてしまう人もいるかもしれませんが、保湿クリームを使うというのはささくれができるできない以前に肌の潤いを保つ、乾燥させないという点でかなり重要なことなので、まずは一日一回からでも始めてみると、自分の肌の変化に気づくかもしれませんし、ささくれができる頻度がいつの間にか減っているなんてこともあるでしょう。

ささくれはどう治療するのか

簡単なささくれだったら気づいたら取れているということもありえますし、はさみなどで切れるものなら周りを痛めずに切ることも出来ます。ですが、残念ながら悪化してしまう場合もあります。もっと早く対処していればと思うと勿体無いですし結構痛かったり見ためが酷くなってしまうこともあるので、いつものささくれと違うと思ったら皮膚科に早めに行くことが重要となります。

ただ、やってはいけないことがあります。それは、無理してつまんだり引っ張って取ろうとすることです。基本的には自然に取れるか無理なく切るかのどちらかが出来れば良いのですが、それが出来ない場合、無理してでも何とか取ろうとする人がいます。

それでは余計悪化させてしまうので、やるべきではありません。もちろん、自分で少々無理をして取ったからといって必ず悪化するわけではありませんしそれでも自然に治ることもありますが、しばらく痛いですし化膿する可能性もあるので到底お勧めは出来ません。

もしささくれができてしまったら、絆創膏を貼って刺激を避けるようにすると治りやすくなる人もいますし、そこまでいかなくても悪化はしにくくなります。化膿したら病院に行かなければならないわけですが、そうなるとささくれの治療というよりは化膿止めの治療となることもあるようです。

参考になるもの

ささくれ1つでも悪化する可能性もあるので、油断はしないことが大切になってきます。https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/paronychia.htmlには症状や治療法が詳しく書いてありますが、図もあり分かりやすく、酷くなるとどの程度まで酷くなるかもしっかり書かれています。ささくれなんて時間が経てば治ると思ってしまいがちですが、酷くなると予想以上に大変になるということは知っておいたほうが良いでしょう。

http://www.skincare-univ.com/article/000235/には、さまざまな原因が書かれています。乾燥以外にも理由があるので、読んでおくとかなりためになるでしょう。また、こちらの記事にも酷くなったらどうなるか書いてあります。

脅かすとかそういうのではなく、少しでも酷いなと思ったときに病院に行くことが重要ですし、予想以上に予防も大事なのです。完全に防ぐことは、確かに難しいかもしれません。ですが、頑張れば悪化させることは防ぐことが出来るかもしれません。

ささくれができないようにする、できたら悪化させないようにするというのが重要なのです。そうすれば、ささくれに困らされることはかなり減るでしょうし、どうするべきか分かれば、そこまで焦ることもないかと思います。ささくれを甘く見ないことは確かに重要ですが、重く見すぎて不安にならないこともまた、大切なのです。

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