ネイリストの利益率はどのくらいですか?

結論から言いますと、私の場合自宅で開業しているため、利益率は約『9割』です。材料費は特に高くかかるわけではなく、ほとんどが「技術料」といった感じです。

そのため、一般的な仕事に比べると利益率はかなり高いと思います。

自宅で開業している私の場合

私の場合、両手指10本で平均16000円に設定させてもらっています。そのため、利益率が9割なので、「14400円」が純利益となります。

ネイルの材料費としては、そこまで高いものではありません。また、なるべく安いネイリスト専用の問屋さんで材料を購入しているため、仕入れ値も安く抑えることが出来ます。

なので、1日1人のお客様で1ヵ月で20日働けば、2880000円になります。1日4時間を20日働くだけです。私の世代のお給料に比べれば高めですね。

 

「凄い!1日2人のお客様なら1ヵ月で50万円を超える!」

 

確かにその通りなのですが、自分で事業をすると、この中から色々な支払いをしていかなければならないのです。単純に全てが利益になるわけではありません。

それでも何かを仕入れてそれを販売するといった仕事ではなく、技術職ですので比較的多めに自分の手元に残ります。

利益率の考え方を変えてみる

ちょっと考え方を変えてみます。1人のお客様にネイルをすれば純利益として「144000円」の収入があります。これは材料費を引いた値段だとお考えください。

ここから、光熱費などの「施設維持費」がかかります。と言っても自分のマンションの家賃ですが・・・。

それらを計算の中に入れるとすると、利益率は約『7割~8割』程度になるかと思います。マンションの家賃や光熱費を払ってこれだけ残るのは、かなり良いと思います。毎月5万円程度の貯金もできますしね。

ただ、自分が事業主になると今まで会社が払ってくれていた年金を自分が払わなければいけません。確定申告もする必要がありますし、退職金がないため、その分の積み立てもしていかなければいけません。

そういったことを加味すると1日平均1人以上のお客様が来てくれることが望ましくなってきます。

自分の努力次第でどうにでもなる

ここで挙げた数字はあくまでも「例」です。

実際には1日に2人、3人のお客様のネイルをすることもありますし、同時に2人、3人と行うこともあります。これはある一定のお客様が私についている状態だからです。常連のお客様を付けることが出来れば、収入はネイルサロンで働いていた時よりも比べ物にならないくらい増えていくことでしょう。

 

参照:⇒自宅で独立開業

 

このように、ネイリストは大きく収入を伸ばすことが出来る職種です。そのためネイルスクールの授業料も、高額になってくるのです。そして、今現在、ネイリストの需要は増えていく一方です。興味のある方はチャンスかもしれません。

参照:⇒ネイリストは人手不足と聞きましたが

 

価格の決め方は正直難しい

価格の決め方

ちなみにですが、価格の決め方で迷っている方がいるかと思い、追記することにしました。

私の場合、両手指10本で平均16000円と価格設定していますが、この価格は以前働いていたネイルサロンの価格や、周りのサロンの価格を考慮したうえで決定しました。

ただし価格の決め方は非常に難しいことだと思います。今でもこの価格で適正なのかは正直分かりません。ただ、リピーターとして何度も来てくれるお客様がいるということは、この価格に納得されているということですので、今の段階では良いと思っています。

価格と言うのは、お客様が納得してくれればそれでよいと思っています。極端な話、10万円でも100万円でも、この価格に納得するかどうか決めるのはお客様だと思うのです。

1つ注意してもらいたいのは、あまりにも安い金額設定をするのは避けたほうが良いと思います。金額を下げてもやっていけるのであれば良いのですが、「薄利多売」になりやすいのです。またどんなに一生懸命ネイルをやったとしても、金額が安いと「安いもの=大したことのないもの」として捉えられてしまうのです。

さらに、いざ価格を上げたいと思った時に、価格を上げづらいのです。リピーターとして来てくれているお客様の中には、「価格が安いから来ている方」がいらっしゃることでしょう。そのお客様は離れて行ってしまうためです。印象としてもあまり良くありません。逆に高い価格設定から金額を安くする分にはお得感が出るため、支持されやすいでしょう。

このようなこともあり、価格を決定するのは非常に難しいのです。なので、「平均1日1人もしくは2人お客様が来てくれて、週5日働いて1ヵ月の生活費と事業運営費、多少の蓄えができる程度の金額設定」が良いと思います。

付加価値が大事


ちなみにこれは企業秘密になるので、詳細には明かせませんが、ネイルをするだけではなく、それ以外にもお客様にサービスを提供しています。つまり「付加価値を付けることが大事」だと思います。

「あのサロンに行くとネイル以外にもこんなことやあんなことがある」

といった付加価値は大事だと思います。

私の場合、「両手指10本で平均16000円」という金額設定であることを冒頭でも紹介しました。これは人によっては「高い」と思われることと思います。

確かに、もっと低い金額設定をしているサロンは数多くあります。しかし、この金額設定でもお客様は来てくれます。

それはなぜか?

付加価値があるためです。他のネイルサロンでは提供していないサービスを提供することができているのです。

例えば、他のサロンのように、他のお客さんが来ることはありません。完全にマンツーマンの状態です。また、来店時間はかなり柔軟に対応することができます。これはかなり付加価値が高いと思います。

日頃忙しく働いている人は、サロンの営業時間中に行くことができないことも多々あります。しかし自分でサロンを経営しているため、お客様の時間に合わせることができます。それが例え深夜だとしても、早朝だとしてもです。

場合によっては出張をすることもできます。

いずれにせよ、お客様が来てくれているうちは、そしてリピーターが来てくれているうちは、選んでくれている理由があります。

お客様の需要に対し供給さえできれば商売というのは成り立ちます。

なので、付加価値というのは非常に大切なことだと思うのです。

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